ぶらり旅日記
「砂むし風呂」を初体験…指宿海岸(1)

別府の竹瓦温泉では室内に「砂風呂」がある。指宿では海岸の砂をスコップなどでかけてもらい温浴する。 興味があったが自分がそれを実際に体験したことはなかったので、会社をリタイア(退職)したのを機会に「砂むし風呂」に行ってみた。
宮崎交通の会員バス「枕崎のマグロ食べ放題と砂蒸し風呂」というのを申し込んだ。

指宿では「天然砂蒸し温泉」という名称。海砂の温度は50度前後なので温かいというより熱いくらいだ。

海岸には立て看板に注意書きがあった。
干潮になると波うちぎわが85度の温泉状態になるので気をつけるように、という表示である。  
パンフレットを読むと、このあたりの海岸はちょうど温泉の噴出地域で、地下から高熱の温水(温泉)が湧き出ており、それが海岸の砂をあたためている。分析するとその高熱の温水とは海水ではなく、古代に地下水脈として蓄えられた「古代水」らしい。だんだん「ありがたみ」が増してくる。                     


昔から近郊の農家の人が農閑期に湯治に訪れていた温泉である。効能は血液浄化、神経痛、腰痛など。高血圧の人には向かない。
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