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フェンダー社のジャズベースと呼ばれる、ベース界の一人勝ち製品。皆さんもいろんなライブで、ちょっと控え目な位置にいるベースマンを見て欲しい。その多くの場面で、この「ジャズべ」に出会えるはずだ。 ベースの領家は、ムーンの５弦ベースや、リッケンバッカー、ミュージックマンやモズライトなど、いろんなベースを弾いてきたみたいだが、かなり前からこのベースを引き続けている。そこがこの楽器の大御所たる由縁なのかもしれない。 当時、このギターは間違いなく濃いサンバーストだった。赤いギターで統一していたあるバンドに所属していた時期に先輩に赤く塗ってもらった（塗られた）らしい。気に入っているのかいないのか、名言は避けているが、そのあたりにこだわらないところが領家のいいところだと評価する者もいよう。 結婚披露宴で、このベースの先に火を灯し、キャンドルサービスを行ったのは、記憶にも古く、今では伝説となっている。 |