釧路市役所のホームページを閲覧していたら「絵本を選ぶポイント」という興味深い記事があったので転載する。
《絵本を読んでもらう楽しさってなーに?》
子どもは絵本を読んでもらうのがとても好きです。字を覚え自分で読めるようになっても、やはりお母さん(お父さん、祖父母、保育士)に読んでもらいたいのです。それは次のような楽しいことがあるからです。
・読み手のやさしい声、肌、ぬくもりに触れる安心感、心地よさ。
・一冊の絵本を読み合い、イメージ、感動、楽しさを共有できる嬉しさ。
・正しい言葉、豊かな言葉、ユーモアのある言葉を自然に覚える。
・わからない言葉や意味を、読み手からその場でわかりやすく伝えてもらえる。
・すばらしい絵、豊かな絵が言葉のもつイメージを膨らませてくれる。
・聞く事の大切さを知ると共に、人の話をきちんと聞く習慣が自然に育つ。
《絵本を選ぶ時のポイントは?》
子どもの年齢や理解力にぴったり合った絵本を選びましょう。いろいろなジャンルの絵本を選びましょう。その中で子どもは大好きな絵本、大切な絵本にめぐりあえるのです。子どもの好きなテレビや漫画のキャラクターだけにとらわれないでください。(ひとつのイメージに固まって、豊かな想像力が育ちにくくなります。)
子どもが大好きな絵本を何度も読んでほしがるときは、どうぞ繰り返し読んであげてください。(その子の想像の世界が広がっているのです。)
お母さんやお父さんが子どものころ感動した絵本、楽しかった絵本、大好きだった絵本も選んでみましょう。(絵本を通してお母さんやお父さんの思い出、子どもへの願いや愛情が自然に伝わっていくでしょう。)
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