宮日カルチャー
話し方教室 B10月21日
宮日カルチャーMRTミック「話し方教室」3回目。
普通「教室スタイル」の座席だが、「話し方教室」はコの字型である。そのために机の並べ替えをしなければならない。これが当初は面倒だった。かなり体力を使う作業なので開講の2時間くらい前にやっておくと疲れがとれて平常心で講習に臨めるようになった。なんでも要領だ。

出席をとった後、「あいさつの二度返し」をした。単純に「ハイ」と返事をするのでなく、相手に良い印象を与えるあいさつを工夫する。頭の中で「そうすればいい」とわかっていても普段から練習しておかなければイザというときに声が出ない。「よろしくお願いします」とか「今週も頑張ります」など短い言葉を重ねる。

そのあと講師が「登壇のしかた」の復習。加えて「笑顔で登壇すること」「アイコンタクト」の見本を見せた。今週からいよいよ本格的な実習だ。

1分自己紹介の要領を、テキストとあわせて講師が見本をみせた。講師がやってみせるだけでは受講生の上達につながらない。かならず実習が必要だ。

前列のK子さんを実習指名すると「え、ここですぐやるのですか!」と驚きの声をあげた。「そうです。ここは発表の場です。練習は自宅でやってきてくださいと言ったはずですよ。」と講師は言った。はじめと、最後の言葉と、お辞儀だけ実演した。

練習できなかった「言い訳」をしてはならない。言い訳をして《やらなかったこと》を正当化しようする人がいる。かと思えば《忙しくても練習してきた》という人もいる。「できなかった」のではない。「やらなかった」のである。

スポーツの世界と同じで、結果がすべててある。どんな正当な理由をつけても、入賞しなかった「目的を果せなかった」事実に変わりはない。

この「実習重視」の教習内容がハッキリと受講生にわかったせいか、休憩時の会話はカルチャーショックを受けたような内容があちこちで大声で交わされていた。

座って講師の話をきいているうちに「話がうまくなる」ような安易な世界ではない。
はじめてなので緊張する受講生

1分自己紹介の実習内容がいまいちだったので、来週もそれを実演することにした。登壇姿勢やお辞儀・アイコンタクトにも気をくばりながら実演するのは難しいことだ。しかしやらなければ上達はない。練習を徹底することでかならず克服できる。来週からビデオ録画する。
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