話し方教室
那珂公民館@ 10月16日
那珂地区公民館で後期の「話し方教室」が始まった。
定員15人に対して22人の応募があった。今回は宮崎市地区での教室はここだけで行なわれる。このため宮崎市内からの応募も8名あった。1回目は10月16日(木)。今後8回にわたって公民館講座として行なわれる。夜7時30分〜9時30分。
こういう社会人教育を受けるのは女性が多い。写真にあるように今回もそうだ。初回なので記念写真を撮った。「話し方」という未知の勉強を始める期待と不安の表情が伝わってくる。ともあれこの仲間で出発進行だ。
1回目なので開講式があった。公民館から挨拶のあと学級長に江藤さん、会計に河内さんを選任した。簡単に各人から自己紹介を述べ、発声練習をした。そのあと、ビデオテープで西地区公民館で「話し方」を実践した受講生によるスピーチを観賞した。もとより「話し方がニガ手だからこの教室に参加した」のであるが、約12回(自主講座を入れて)の講習・実習で「どの程度」話し方が上達するものかの見本である。受講生は興味を持ってテレビ画面を見ていた。

私の講座の特色は実習ぶりをビデオカメラで録画して、DVDにして各人に配布することにある。これにより自分がどの程度の状態で話しているか画面で客観的に見ることができる。これは講師の指摘以上の効果がある。

自宅でくり返し見ることによって上達の度合いが早くなる効果がある。もちろん「録画→DVD作り」という諸作業は大変だが、講師にとっても、受講生の特質やクセを的確に見抜くことができる。

さてこの公民館講座はキャンセル待ち状態である。
そのため、もし2回以上欠席する受講生は「受講権利」の放棄とみなして、キャンセル待ちの人と交替する内規を設けている。西地区公民館でこれを実施したら、途中から参加の人は勉強意欲旺盛で良い結果を生み出した。

諺に「二度あることは三度ある」と言うが、合計8回の公民館講座のうち3回も欠席されたのでは教育の目的を果せない。従って2回以上の欠席は認めない。

「習う・学ぶ」ためには誉めてばかりはいられない。講師はときに厳しいことも言うが上達のためであり、個人的な好き嫌いによるものではない。覚悟して頑張ってもらいたい。

次週は1分自己紹介をする。設定は「話し方教室に参加して」。テキストを配ったのでよく読んでトライしてもらいたい。
「話し方」が上手になるためには、なによりも「練習」である。スピーチはスポーツと同じ、練習のつみ重ねで上達するものだ。公民館はそのための「道場」である。
次のページへ行く 前のページへ戻る トップへ戻る ホームへ戻る