当初のスケジュール(3ヶ月間)は修了したが、継続して学びたいという人のために「継続講座」がスタートした。3月末まで合計5回である。人数は少ないながら新人も加入してフレッシューな教室となった。
第1回は新人のために「復習」をていねいにやった。一度履修したことでも忘れていることは多い。登場は笑顔で、お辞儀のしかた。アイコンタクト、基本的な「自己紹介」のマニュアル再現など、何度も回数を重ねて「慣れる」ことが必要。
慣れたらそれを「身につける」まで徹底する。そうすると自己紹介が怖くなくなる。 |
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よく勘違いしがちだが自己紹介は「趣味紹介」ではない。趣味は自己紹介の一部でしかない。くどくど詳細に趣味を紹介する人がいる。悪くはないが良くもない。では自己紹介の目的は何だろう。
一番の目的は「顔見せ」である。「私はこういう人間ですよ」と顔を見せること。この意味で特にアイコンタクトは丁寧にしなければならない。
その次に「住所」や「職業」など…。相手が興味を持つのは意外に「年齢」である。これは抜かせない。そして「会に参加した動機」を語ること。
趣味紹介に時間をあてて、大事なことを省略するのは本末転倒になる。自己紹介は「名刺サイズ」の挨拶だ。詳しいことは休憩時間などで話す、という割り切りが必要。自己紹介で何もかも言おうとすると長くなり顰蹙を買う。
〔各人の感想〕
・UMIさん、笑顔で登場が実現した。すばらしい。話のなかみ良し。アイコンタクトを大胆にする。固定時間をもう少し長くする。あと2秒。
・KANEさん、笑顔で登場ができた。同じことを何度もすると「慣れて」くる。アイコンタクトもだいぶ良くなった。「簡単ですが…」は最後に使うコトバ。はじめは「簡単に」と言う。(例)「では簡単ですが自己紹介を致します。→では簡単に自己紹介を致します。」それから「趣味はカラオケです。」だけでなく、『趣味はカラオケです。演歌からポップスまでやっております。』と、ひとこと付け加えると面白い。「皆さん今日はありがとうございました。」の「今日は」は不適当。入れるなら『聴いてくださって』を入れるべき。
・KUBさん、内容は良い。登場してすぐ右を見るのは癖なのか右側に女性がいるからか…とにかく冒頭は正面へ向き語り始める。頭を下げた時に〈静止〉させるときれいに見える。「自己紹介をさしていたします。」→「自己紹介を致しまする」が正しい。最後の挨拶は「どうぞよろしくお願い致します。」ではなく「皆さんありがとうございました。」と感謝して終ると拍手がきやすい。
・WATさん、笑顔で登場が良い。話のなかみも良い。お辞儀がきれい。
・SUGIさん、初参加。話しているときの笑顔が良い。お辞儀は1秒静止させると美しく見える。
○次回から「あっぱれマーク」を掲示してみる。 |
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1月27日 |
・1分自己紹介「話し方教室に参加」 |
・記念写真撮影 |
2月10日 |
・1分自己紹介「設定は各自で」
・自由題スピーチ(2分) |
・(仮)感謝すること |
2月24日 |
・1分自己紹介「カラオケボックスにて」
・自由題スピーチ(2分) |
・案文あり
・コピースピーチ |
3月10日 |
・1分30秒テーマスピーチ「歓送迎会」
・自由題スピーチ(2分) |
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3月24日 |
・1分30秒スピーチ「入会者歓迎挨拶」
・自由題スピーチ(2分) |
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