話し方体験記
7月 12日
雨の御堂筋〜銀杏並木
今回が私の修了日。記念にみんなの発表風景を先生の許可を得てビデオ録画することにした。

イントロと連想ゲームをSさん。司会をYさん。Hiさん:ヘルパーとしてカラオケにつき合ったら2時間唄いっぱなしだった。Fさん:新神戸駅で人気の駅弁は700系。特に子供に人気。JRもアイディア作戦で頑張る。新大阪駅にはないのかしら?

Sさん:米国オールスターでイチローがMVPに!オリックス当時は観戦した。伝説になるであろう人を私たちはリアルタイムで見ている。この話し方の一場面も自分にとっては貴重なメモリアルになるかもしれない。

私:スキーバスの居眠り運転事故あり。静岡大学の海老沢教授グループが赤外線カメラ利用で居眠り運転防止装置を開発中。

Yさん:女は男よりおしゃべりといわれるが本当なのか?アリゾナ大学のデータで両者の差はなし。
先生の評。今日はビデオカメラのせいでやや緊張されているかも…
地下鉄本町駅入り口
突然に指名されてとまどうことは現実にはよくある。あわてず対応する訓練でもある。
Sさんのイントロは良い流れになっている。Yさんの司会はおちついてきた。Hiさんの「うまくなろうとする気がなければ上達しない」。の発見オチがよい。Fさん:話のスピードがよくなってきた。当初はひとりでしゃべっているなあ、という感もあったが、今週はきき手を意識したしゃべりになっている。

見学の清家さん:きく態度がよい。ちゃんとうなずいてきいている。しゃべりの経験があると言われたが、いままでの勉強とすこし内容が違うかもしれない。話し方というのは、自分の思いを伝え、相手が理解や同意をしていくようにもっていくのが目的。自分が目立つためにしゃべるのではない。

Sさん:内容は良い。出だしの手の仕草が気になる。Yさん:私はおしゃべりな女性よりおとなしい人のほうが好きです。ここにはそんな無駄なおしゃべりが好きという人はいないと思いますけれど…など毒消しをタイムリーに使うとよい。
これが修了証
「講義」Hiさん:「表現の原則」専門用語について。先生から、やや早口でしたね。活舌の悪さも気になった。

Yさん:「自己開発」。自分が自己開発を思い立ったきっかけについて話すと…会社の説明会で上手な話し方をした人がいて驚いた。それは話し方を東京で勉強している人だった。

福岡でRKBのアナ卒者に発声や朗読法を習ったがいまいち違う。上六でやっと目的に近づいた。

Sさん:表現の原則「話題集め」。日常は多事だったが効果的な話題みつからず。東山魁夷の言葉「強く念ずれば風景のほうから<描いてほしい>と近づいてくることがある」。そのためには自分の意識のレベルを高めておく必要がある。

自分の中にテーマ意識を持つことが大事だ。そこに着目したら昔ほど四苦八苦することがなくなった。私:最終回なので講義の番外編。私が話し方を勉強してみようと思ったきっかけ。天皇陛下とおばあちゃん。

Fさん:「説得スピーチ」デザートのところてんには三杯酢か黒ミツか?思い込みは安住路線。新しいコトにふみ出すには勇気がいる。アプローチ方法は来週話します。先生から、言葉に力がある。スピードも走らずよい。
JALのMD-81
台風による欠航の看板
(伊丹空港)
でもアイコンタクトがあと一歩。流すのではなく目線をとめる要領です。今の気持で頑張ればいいスピーチになりますよ。その後、AさんのスピーチをCさんが評する(よい点を言う)という相互スピーチ&評を行なった。

最後に私の卒業記念としてFさんの提案で「漫才:あいさつの仕方」をした。みんなビックリしていた。先生が「どこまでがネタのボケでどこからがホントのボケなのかわからなくなった。漫才は難しいものだがよく頑張った!」と感嘆の言葉あり。

終了後にスターバックスでお茶を飲みながら歓談した。親睦会「いちご会」を作り、時々会って上六見学や軽食をすることにした。今日の録画はメンバーにDVDで配ることにした。

翌日、本町の教室を見学。「○○といえば…」の連想ゲームをした。伊丹空港へ行ったら台風4号の接近で宮崎行きのプロペラ機は欠航。通常はこれで帰るのだ。今回は「漫才」の練習などあって時間とコースを変更して鹿児島空港経由。これはジェット機MD-81なので8千b高空を飛ぶ。なんとか出発し帰宮できた。ラッキーだった。次の再会は9月13日(木)。
            本町校できいた先生の講義「準備の仕方(2)」

「主題」のしぼり込み
(例)〈登山について〉はタイトルである。テーマではない。
主題は「登山の楽しさ」とか「登山で発見したこと」とか、「素人登山の注意」とか、よりしぼり絞んでいくことでテーマが明確になってくる。そして5W2Hで構成する。
「主題を決める基準」
 ・話し手が話をしたいか?
 ・聞き手が興味あることか?

「準備の流れ」
 ・(A)まず話材を集めておく。その中から何を話すか選択・決定する。構成し草稿作り・リハー
     サル。
 ・(B)まずテーマを決める。それに従って話材を探す。その後は上記と同じ作業をする。
     これらは「料理づくり」と同じだ。冷蔵庫にある買い置きの材料から何か夕食を作るか、
     誕生日だから□□□を作ろうと思ってスーパーに買い物に出かけて、必要な材料をそ
     ろえて料理を始める。か…
  ・キャベツ  ・ダイコン  ・肉   ・ハクサイ  ・ピーマン   ・玉ねぎ   ・モヤシ
などの中からあなたはどんな料理を作りますか? 材料があるからといって全部使って利用すると結局、なんの料理なのか不明なものが出来る。それではいけない。テーマをしぼる、ということは料理でも必要なことである。

スピーチはなんでも「主題」テーマ」と「話材」エピソードから構成される。
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