話し方体験記
スピーチ例 (4月26日)

 スピーチ(2分)
                   人間関係改善の「特効薬」
                                             ひろりん 4月26日

そんな「特効薬」があれば…なんぼお金を出しても買いますワ!という人がいるでしょう。これがあるんです。上六話し方教室の先生達はいつもその薬を飲んでいるから…あんなにペラペラと素晴らしいお話ができるんです。この薬、私も見せてもらいましたけど、実は無色透明の「ぬり薬」でした。このへん(口の周辺をさす)に塗るんです。
…こんなバカなこと言っている間にすぐ時間はたちますので(笑)結論を急ぎます。

人間関係改善の特効薬
はたしかにあります。しかもタダ。それは「人にお礼を言う」ということです。特に若い人に言いたい。若い人はなにかにつけて人にお世話になることが多い。次に会った時にかならず「お礼の言葉」を言いましょう。言葉だけでいいです。タダです。もし、これを忘れていたら…どうなるでしょう…?「アイツには伝票の書き方、得意先の部長の趣味まで教えてやったのに、次の日会ったら、そんなコト知らん顔して「お早ようございます!」だけ、なんか忘れとんのと違うか?
これでは職場の人間関係は良く築けません。自分に与えてくれた「好意」を大事にし感謝することが大切です。人間関係改善の特効薬は「人に会ったらまずお礼を言う」でした。

でも、私、お礼の言葉をよく忘れることがあるんですけど…。こんなウッカリお譲さん、ウッカリ若者のためには「特効薬」でなくて「
予防薬」がありますのでお教えします。それは、時々相手に「贈り物」をする、ということです。
兼好法師が書いています。「よき人の一番はものをくれる人なり」と。あんな世俗を絶って信仰の道に生きる人でも、一番うれしいのは「自分にものをくれる人だ」と書いています。ふだんなにかと自分に教えてくれる人には、気持だけでなく「物で」お礼をしましょう。ちょっと旅行に行った時に、ついでに買ってきたものでもいいのです。これは「
予防薬」と言いまして、これが効いていますと、失敗しても多少のミスはかばってくれます。

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