スピーチ稿(2分) 3/15
「ユーモア」 ひろりん
日本人はユーモアがない、と言われますが、いやいや本当はあるんですね。
毎年、第一生命保険が発表している「サラリーマン川柳」。今年で20回目を迎えました。今年は全国から23000句が寄せられました。庶民の生活実感があって面白い句ばかりです。今年の傑作100句の中から紹介します。
・「犬はいい、ガケっぷちでも 助けられ」 ガケっぷちお父さんを助ける人はいない…
・「お年玉、あげると孫は すぐ帰る」 ちゃっかりしています。
・「行き先を 告げず出かける ネコと妻」 わが家もそうなんです。困ります。
・「冥王星、なんだか他人と思えない」 格下げですね。身につまされます。
私が「実感だな、」としみじみ思う句はこれでした。
・「同窓会、行ってみれば敬老会」 話は病気と年金の話がメイン
これまでの20年間の傑作を集めた「サラリーマン川柳 傑作選」という本も出ております。それから紹介します。
・「妻の顔、昔モナリザ、今ムンク」 怖いですね。
・「わが妻も、修行に出したい メイドカフェ」 ご主人様おかえりなさい!
この「サラリーマン川柳」を見るかぎり、日本人は結構面白い国民性であることがわかります。川柳とは「川風にそよぐ柳」と書きますが、実際の生活もこのように「風に柳…」で、余裕で受け流して楽しく生きたいと思います。 |