話し方教室
2月22日
落ちない飛行機(オモチャ)
これは「落ちない飛行機」として最近話題になっているオモチャです。フジテレビの「トリビアの泉」でも紹介されました。走行中に落差のある場所へさしかかると、機体下の黒いミニローラーが支えとなりクルッと方向転換をする。すなわち落下しない飛行機である。玩具といえど飛行機は落ちてはいけない、と製造元滑ロ彰の社長が執念で作った…という逸話がある。

ネジ式なので飛行するパワーはないが遊び心のある商品。名称は「くるっぴー」
 
    −伊丹空港内の店で見つけた−
教室風景(上六HPから)
口の体操、発声練習のあと連想ゲームをペアで実施。すぐこちらに返ってくるので瞬間発想が求められる。2分間スピーチ:今週から早川さんが木曜メンバーに加わった。私は話に夢中になると「語りかけスタイル」がくずれることがあるので注意を受けた。

次に、「ひき継ぎスピーチ」にトライ。これは前者のスピーチを受けて自分のスピーチに発展させるものだ。共通項をブリッジにする。これにはあらかじめ「話の種子」を持っていなければならない。結合させて完成させる。

(例)□□さんから○○○なお話がありましたが、それをきいてこんなことを思い出しました…。これがうまくいくとかなりハイテクなスピーチにつながる。
準備の順序
  ○話材を集める
  ○選択する
  ○主題を考える
  ○主題の選択
  ○整理し順序を考える
  ○5W2H
  ○メモする
  ○リハーサル
マドンナ講師から「話の組み立て方&5W2H」について講義があった。項目を表記した紙をボードに貼り、具体例で裏付けながら話をすすめる。わかりやすかった。その基盤に立って作りあげた話をリハーサルをくり返して完成させることが大事だ。

たいていの人は「草稿」ができた時点で安心して、それを実際に口に出してしゃべってみる(リハーサル)をおろそかにする。肝心なところで手を抜くから不安定なしゃべりになる。

カラオケ練習のように何度も繰り返して声に出してみることが必要である。それが上手になる王道である。
石垣島の海岸風景
自然の美しさが残っている…
 最後に「再現スピーチ」というのに取り組んだ。
これは前者のスピーチを、つぎの者がそっくり再現する…というものだ。このあたりのむずかしさ(面白さ)がインストラクターコースの特徴だろう。

よく聴いてないと話の再現は困難だ。メモは許されるので筆記しながら特長(固有名詞など)をメモる。趣旨をつかむ。細部は多少の潤色も可である。肝心なことはその話の趣旨を理解することだ。
そして演席に立ち「再現スピーチ」をする。

趣旨をつかんでいると叙述は案外簡単だが固有名詞でつまずくのでそれは記憶しておかればならない。次週は「説得スピーチ」3分。話し方の核心に入ってゆく。
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