3回目ともなるとお互いの顔ぶれも憶える。座席が毎回違うと隣との会話相手が違うので早く多くの人と親しくなれる。座席指定はそれがねらいである。
「話し方」を習う目的は「話しが上手くなる方法」を学ぶことではない。人間関係を円滑にする重要な手段は会話である。
必要な時に自分の意志を表明する度胸や、相手のことを測るこまやかな気持を培うことが最終目標である。ただペラペラと饒舌にしゃべる相手に迷惑した体験が読者にもおありだろう。
口先のことではなく心のありように及ぶのが《話し方》を学ぶことである。今回は大阪の「上六話し方教室」同期生のFさんが宮崎観光と公民館教室の見学を兼ねて訪れた。
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