話し方教室
小戸公民館 (11月2日)
ブーゲビリア(宮崎空港)
今回は大阪の「話し方教室」の一部をビデオで見た。自己紹介の仕方を漫才にしたもの。
自己紹介というのはパターン化された部分が多い。パターンというのは、いかに印象づけて(自分に)憶えこませるか、である。

正攻法は「何度も練習する」ということだ。何度もやっているうちに人間というものは、いつの間にか憶えてしまう。
車の運転と同じ。はじめに免許をとるため練習するときはとても難しく思う。ハンドル操作や交通法規も憶えておかねばならない。

しかし一度免許をとって実際に町を走りだしたら…あんなに難しかったことを忘れてしまうほどスイスイと運転できる。

何度もやっているうちに人間というものは、いつの間にか憶えてしまうものだ。
「自己紹介」も当初は面倒に感ずるかもしれないが、何度もトライ(挑戦)しているうちにちゃんとやれるようになるから不思議だ。

○次週の自己紹介
は「自然を守る会」へ出席した場合を想定して〈再度〉行なう。
今日の自己紹介で「うまく言えた人」や「いま一歩で不十分だった人」がいます。そのため、また挑戦します。アカウミガメのこともインターネットや図書館で調べておこう。とにかく何度もやることでうまくなります。うまくならないのは練習が足りないせいです。

○次週の2分スピーチ(U)「結婚式・披露宴」の祝辞。
人生で披露宴に出席するのは何回かあります。11月2日のスピーチで、
これも「うまく言えた人」や「いま一歩で不十分だった人」がいます。そのため〈再度〉挑戦します。
とにかく何度もやることでうまくなります。うまくならないのは練習が足りないのです。


A、原稿を書かずにしゃべれる人、
B、原稿を書いて記憶してしゃべる人。
C、原稿を読む人、

美女と野獣(TDL)
A・Bどちらの方法でもよいです。自分に合った方法でやりましょう。
Cは緊急避難の手段です。どんなに美辞麗句を書いて読み上げても、残念ながら相手の心には届きません。もう少し頑張って、短かくてもよいから、言いたいことを自分の頭に刻みこんで、原稿ではなく、新郎・新婦の顔を見て気持を伝えましょう。

11月2日のスピーチを実際にきくとAの人のほうが内容がよかったようです。迫力がありました。Aができる人はAでやります。

Bの人は何度も何度も練習して頭に刻み込む必要があります。完璧を目指しましょう。
皆の前で失敗して、くやしくて「なにくそ!」と自分にムチ打つのも効果的な方法です。
恥をかくと、また、あんな恥をかきたくない、という気持がエネルギーになります。
まれに、そこから逃避する人がいます。逃避は敗退です。


○言い訳をしない。
「忙しくて…練習の時間がとれず一夜漬だったから、」とか、自己弁護のような言い訳をしてはなりません。世の中、たいていの人は忙しいのです。できなかった言い訳を探せばたくさんあります。しかしそれは結局自己弁護にすぎません。自分がやれなかった、やらなかったことを何かのせいにしてはなりません。言い訳をするより練習をする。

スピーチというのはスポーツと同じです。
見ているだけ、ヒトの話をきいているだけ、では、
まったく自分のスピーチはうまくなりません。実際に自分が人の前でしゃべってみる、ことこそが唯一の上達法なのです。練習もせずに上手になる方法はありません。

イチローは天才とよく言われますが、オリックス時代、彼ほど練習する選手はいない、と言われました。シアトル・マリナーズでもイチローのレッスンメニューについてくる選手はいないといわれます。練習の積み重ねの上に成果があるのです。
失敗という肥料をやると、上達の花が咲きます。

次週は大阪「話し方教室」から私の級友3人が宮崎観光を兼ねて教室見学に訪れます。FUさん、YAさん、SIさんです。

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