ぶらり旅日記
 お盆の帰郷−2
ピーターパンの入り江
これは美しい小湾の名前です。もちろん私が勝手につけたものです。本当の名称は室手海岸です。
児童小説「ピーターパンの冒険」に描かれるネバーランドの入り江がまさにこの海岸にピッタリです。青く澄んだ海の小さな入り江…ウェンディや妖精テンカーベルが今にも現れそうではありませんか!
ピーターパンの入り江の丘にある民宿ドライブイン「ビーチ」で食事をしていたら、こんな海草食品を見つけました。
「トサカ酢」…いえ鳥のトサカではなく海藻の「鶏冠海苔(トサカノリ)」から作った自家製の酢なんですが、これがまろみがあって極上!
鶏冠海苔を湯どおしする時に出るエキスを煮詰め、コンブなどを主成分とした酢に合わせて作った「海草酢」だという説明でした。興味のある方は民宿ビーチにお問い合わせを、0895−74−0126

ここは「堀切り」と呼ばれる、柏から菊川へ向かう県道の山を削った所です。トンネルにするより工費が安くあがったのか、ただ山肌を削ったままでした。

現在は国道で両壁がコンクリートで固められています。昔は急斜面むき出しの山肌が今にも崩れてきそうな、コワイ場所でした。
でも、夏はひんやりして、溝にはサワガニがいました。冬はツララ(氷柱)があった…と、当時菊川から歩いて柏中へ通学したかっちゃんが言っていました。
 ビーチの丘から見た夕陽

ここから見る夕陽はとてもすばらしい!
特に秋の夕陽はドライバーが車を停めて見物するほど人気がある。
私も高校時代、バスで通学したが夕方この道を通り柏へ帰る途中に何度も鑑賞した。

海に黄金色の光跡を描いて沈む夕陽は絶景。彼方は九州で、時々佐賀関の精錬所のエントツがシルエットで見えることがあった。
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