話し方教室
西地区センター (6月13日)

こんにちは!「教室だよりDとDVD」です。
「手の組み方」  特に女性はこの「しぐさ」で美しさが表われます。画面を見て研究してほしい。
腕から手先にかけての方向線を折らないようにする。指先を握りしめないで伸ばす。すると手が長く見えて美しい。

手の指を組む、というより「重ねる」の感覚です。自分ではわかりにくいが 客からはよくわかるので「きれいに見えるよう」画面で研究してほしい。

男性にありがちな「手首を掴むパターン」は逮捕されるときに似ている。
手の良い組み位置

1分自己紹介の感想
HOさん、(この回欠席されたので6月6日収録の画面から紹介)。わかりやすい自己紹介ですばらしい。老人という言葉は「高齢者」と言い代える。日野原重明先生は講演の中で、英語には「老人」という単語はありません…と言っていた。

HIさん、努力の結果で、順調な紹介ができた。次は時間内におさめるようにして下さい。  趣味をひとこと付け加えるとよい。ひとことですよ。
SIさん、やや早口です。ハッキリした口調は良い。手は前で組む。趣味はスポーツで今ミ ニテニスに熱中しています。時間オーバーしないように。最後のお辞儀は一回でよい。
MAさん、もっと笑顔がほしい。手の組み方にやや工夫する。「私が…」「私が…」「私の…」という言葉を多用しないように。趣味は読書といっても広くて見当もつかない。趣味は読書で「剣豪小説」が大好きです。など相手にわかる表現にする。

SEさん、手をブラブラ振って登場しない。足幅を大きく歩くと手の振りをちいさくできる。お 辞儀のあと「ひと呼吸」おいてから話す。すぐ話すので、せわしく感ずる。全体的に早口で す。ゆっくり落ち着いて間をあけながら話すとよい。
NIさん、住所の場所の紹介は簡単にする。中国語を習っているなら、中国語でカンタンな挨拶をすると面白い。

NAさん、え〜が多い。次回はえ〜を退治しよう。紹介の内容は良い。
YAさん、手の組み方次第で美しく見えたり、そうでなかったりする。画面で研究しよう。明 るいしゃべり方はとても良い。
IMさん、きちんとまとめた話の内容が良い。笑顔がほしい。
TAさん、声がちいさいので、人前では大きく声を出すよう努力する。話の内容は良い。
OYさん、笑顔が素敵。声もハッキリしてききやすい。アイコンタクトを丁寧にしましょう。住  所の特徴説明だけでなく自分の紹介も簡単にする。趣味をひとこと。
・MAさん、お辞儀がキレイ。発声が良いので聞きやすい。時間内におさめるようにする。自分の年齢・趣味は言いましたか?練習して、必要な部分は欠落させないようにする。何度も 練習しているうちにそれが可能となる。
NAさん、内容は的確で良い。便利でございます→便利です。
MIさん、わかりやすい紹介で良い。趣味は美術館がよい、です。
KAさん、話のなかみはとても良い。話すときのスタイルもよい。挨拶の声は元気よく。

2分スピーチの感想
KAさん、ひとり旅が趣味。青春18切符を利用する。旅先から自分へ葉書を書く。楽しい  話だった。しめの言葉として、「JRの時刻表には私の夢がいっぱい詰まっています」と表現 するといい。
MIさん、自分はプラス志向です。人は(自分が)思ったとおりの人生を歩むもの。困難に  対面したときは「ピンチ、ピンチ、チャンス、チャンス、ランランラン」のフレーズが愉快新鮮。話の内容が濃くて面白い。身近なできごとを例に「生き方」を考えさせられる。
NAさん、CO2排出削減のために自分で対策できる6例をあげた。呼びかけだけでなく最 後に自分(NAさんが)何を実施しているか…を語ると説得力がある。
 角度を変えた語りかけで、
「最近は勢力が大きい台風がよく来るようになりました。この原  因のひとつに海水の温度が昔より高くなったので、台風が衰えない」と言われています。地 球温暖化の影響はすでに目に見えるタカチで現れています。…という語り口もある。大き  いものと小さい(日常的な)ものとの組み合わせが、話をおもしろくする。研究されたし。
MAさん、声がハッキリして聞きやすい。ラジオで聞いた話をされた。が、そういう構成話し より、体験・実話のほうがラクに話せるものだ。まず体験談から始めよう。話す力がついてき たら「構成話し」にも挑戦する。面白い体験がない…というのは注意力の不足。
OYさん、西都市で映画のロケに出演した体験談。話は良かった。しめの言葉が「上映さ  れたら見てください。」だけでなく、「年末の12月、年賀状の時期に公開されるので見てく ださい。」と正確に言ったほうが親切。宮日のお茶の間エツセーで2004年に特選になっ  た松浦百合子さんの「39枚の年賀状」という作品を、西都出身の図師監督が映画化して  いるもので…と要点はしっかり述べなければならない。わからなければインターネット等で 調べる。ひとに話すときはその程度の「下調べ」はしておく。時間内におさめる。

TAさん、給食ボランティアの体験談。「家の前で待つ人もいる…」という描写はいい。
・IMさん、体育指導員を長年やっている。スポーツすることで健康を保持し長寿でいましょう。《実例》がひとつほしかった。具体実例を入れると話が面白くなり説得力が増す。
YAさん、笑顔が素敵。おてだまで鬱病を治した体験談。何故おてだまの遊びが治療に良いか…の肝心な部分の説明が不足していたように思う。「自分がわかっていること」でも「ひとに説明する」のは案外難しい。これは実際に人に説明をしてみると解決する。

「タイトル」をつけてみよう。
2分スピーチに「あれを話そう!」と決まったら、それで終るのではなく、実際に部屋で話してみます。料理タイマーを使い余分な話は切り捨てます。教室の記念写真を郵送しましたが、それに向かって話すのもよい方法です。

そしてその話に「タイトル」をつけてみます。
「旅は心のリフレッシュ」とか、「ピンチの後はチャンス」とか、「よい環境を子供に残そう」とか、「今年の年末は楽しみ!」とか、「給食ボランティアで元気をもらう」、「手軽なスポーツで健康長寿」…など。すると話の要点がハッキリしてきます。

○次回20日、1分自己紹介は「料理教室に入会して」  ○2分スピーチ(自由題)

○懇親パーテイ、7月13日(第2日曜)夜6時30分から、カリーノ宮崎屋上ビアガーデン・
 サンパテォ、電話27−4128 希望者のみ参加。 ※土曜日は満席でした。世話役OYさん。

 スピーチ例 「うつ病とおてだま」

皆さんはうつ病という病気をご存知でしょうか?日本人の5人に1人が一生のうちに、1回はうつ病に近い症状になる…と言われています。うつ病になりやすい人の特徴は「真面目で頑張る人」が多い、といわれます。

ストレスが高じてうつ症状になると、なにをするにもイヤになり、食欲もなく、睡眠不足になり、それがどんどん下り坂をころがるように悪くなっていき、しまいには自殺まで考える恐ろしい病気です。
実は、私もうつ病の一歩手前まで行きましたが、コレで直しました。
おてだま、です。


仕事から帰って自分の部屋で、この「おてだま」をして遊んでいると、気持がおてだまに集中するせいでしょうか、イヤなことを、これをして遊んでいるあいだは「忘れて」いるのです。
単純な遊びですが、ちゃんとおてだまを手でうけとめようとすることに集中することで、その他のことを忘れます。こういう、いわば「心のクリーニング」をする時間を持つことで「落ち込み」から回復するきっかけをつかみました。

皆さんの近くの人でストレスのあまり落ち込んでいる人がいたら「暇なときにおてだまをやってごらんなさい」と薦めてみてください。この方法は心療内科の先生も薦めています。

次のページへ行く 前のページへ戻る トップへ戻る ホームへ戻る