話し方教室
西地区 7月18日(金)

こんにちは!「自主教室だより@」です。
公民館主催教室から「自主教室」になりました。より勉強したい、という人達です。
8人は理想的な人数です。充実した4回にしましょう。
1回目の18日は、次週から始める「進行司会」の要領説明と、コピースピーチをしました。

コピースピーチというのは、相手の話をよく聞いて「内容・要点」をつかみ、それを表現するものです。

客観的に報告するのとは違います。その人が〈言いたかったこと〉を的確に理解して再現するものです。把握力や表現力が優れていると、もとの人の話より「良い内容の」
スピーチになることもあります。

コピースピーチの感想

・HOさん、これまでの講座8回の受講お礼の言葉。

・MIさん、それをコピーした。客観的な報告スピーチでは迫力に欠ける。工夫を。
・MAさん、まだ自己紹介がうまくいかない…と述べた。アガリ症の克服をしたい。
・MTさん、それをコピーした。MA雅子と申します。より、□□でございます。がよい。
・HIさん、自分の住む環境について語る。
・KAさん、HIさんが言わんとするところを掴み、うまく表現してとても良かった。「住
 めば都」という諺が効果的だった。

・NAさん、子供達への「話し方」について。自分は少年ラグーのコーチ。膝をついて
 話すことにしている。
・KSさん、それをコピーした。実際に「動き」を入れて語った。

・MIさん、夏休み「ラジオ・子供科学電話相談」を聞くのが楽しみ。月が欠けたらウサ
 ギはどうなるの?質問にうまく答えていたのに感心した。面白い。

・HOさん、そのコピー。主旨をしっかり捕らえた模範的なコピースピーチ。
・MAさん、スーパーで老夫婦の会話からエコ問題へと展開する。マイカーの10モード
 燃費にふれるなど面白かった。やや10モード燃費の計測説明に時間をとった。

・MAさん、そのコピー。うまくコピーしていた。
・KAさん、一人旅の「原点」は…。数々のアルバイトなどしたあと日南の看護学校へJ
 Rの通学定期を買った。そのことから。

・HIさん、コピーというより「感想」だった。メモなしのほうが自由にしゃべれる。

・KSさん、植物の恵み。子供の頃食べた桑の実はアントシアンが含まれている〈健康
 食品〉だった。人は健康を保つため植物から多くの恵みを受けている。しかしその
 「お返し」はしているだろうか…。
・MAさん、コピーは骨子だが的確だ。

○次週7月25日(金)も同じく、・1分30秒程度のコピースピーチ。 ・2分スピーチ(自
 由題)
 
・進行司会の練習もします。HOさんが25日は欠席なので、司会は(男性は)MAさん
 です。女性はKAさん。

「あがり症」
Aさんが「ボクはあがり症」なので…と言われた。自分を「あがり症」と決め付けるのはよくない。マイナス暗示で自分を縛ることになる。正確には「あがることもある」とすべきだ。
では、人はなぜ「あがる」のだろうか?

あがるという状態は普段ではない強い緊張状態をさす。この緊張のルーツをたどると〈生命の保持〉に行きつく。人は、というか動物は自からの生命を保持するための重要な手段として、危険に対する反応として「緊張」という手段を持っている。

ライオンの前で緊張しない人間がいたら、すぐ命を失ってしまう。緊張というのは生命保持のための重要な対応手段なのである。「自己保身」の反応なのだ。
ところが、この度合いが問題だ。ちょっとしたことでも緊張する…という人は、このレベルが高いことになる。

もし「子供たちの前」や「家族や仲間の前」で緊張する人がいるだろうか?おそらくいないだろう。このことが大きなヒントになる。自分より強い(と思っている)人の前や、常ならぬ場所が緊張の原因なのだ。解決策はここで発見される。(A)「自分より強い」と思わなければいい。(B)常ならぬ場所を常の場所とすればいい。

(A)は考え方の改修と現実直視で直る。(B)は似た場所でのリハーサルで解決する。
怖いと思から「おばけ」の存在がある。怖いと思わなければ「おばけ」の存在など意味がない。枯れススキに怯える小心者の自分がいるだけなのだ。想像力をマイナス側にのみ働かせてないようにしよう。プラスの側に働かせば「強い自分」を得ることができる。

現実的なことを言えば、会場には一番先に着くことだ。気分に余裕がでる。
ぎりぎり遅刻ぎみにかけ込んでいては「あがり症」は永遠に直らない。
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