話し方教室
那珂公民館 (7月3日)
こんにちは!「7月3日の教室だより」とDVDです。

「送別会で送る言葉」
気をつけなければならないのは、送別会だからといって暗く悲しくならないこと。たしかに「送る側」としては悲しいことであるが、本人にとっては新天地で活躍のチャンスかもしれない。

だからそういう人生の転機を励まして祝ってあげる…という心意気も必要である。「□□さんを失って私達はとても気を落としてしまいます。」など《お通夜か葬式》みたいなしゃべりをしてはならない。
 
「感謝」と「激励」を中心にした内容にすることが肝心だ。
そのしゃべりの中に、必ず具体的な裏付けエピソードを入れること。
○○さんは、とても気配りのできる人です…と言ったら、その前後に「実例」を短く入れるときき手が納得する。
ただ「○○さんは気配りができる素晴らしい人です」だけでは説得力がない。エピソードのない話はつまらない。

登場したらすぐあせったように挨拶をしてはならない。登場したらちゃんと会場正面を見る、その後に挨拶する…という動作に入ると落ち着いてみえる。自分も落ち着く。

「送る言葉」各人の感想。
・OKさん、挨拶をした後に一瞬の間を置いてから、しゃべり始めるとよい。内容は良い。
・IWさん、山田さんは災害対策本部のときに「非常食のラーメン」を作ってくれた…良い具
 体例で山田さんの人柄が伝わってくる。よいスピーチだ。
・TAさん、よいスピーチ展開だったが、最後があっけなく終った。最後のきめ言葉を練習し
 ておこう。


・TOさん、剣道部の先生を送る。具体例があり良いスピーチだった。アイコンタクトもできて
 いた。

・YOさん、赤木課長を送る言葉。構成はよい。笑顔がほしかった。

・SAさん、山本ご夫妻を送る言葉。表情・内容ともに良い。
・TAさん、友人のYOさんがカナダへ転勤で、それを送る言葉。友人なら、YOさんがそのこ
 と(海外転勤)を喜んでいるかどうか…のコメントがほしかった。手の結び方がよい。


・SEさん、永山課長が本庁へ転勤。練習の成果あり。声がちいさい。
・IH
さん、ファーストフード店の新規開店で共に働いた加藤さんを送る言葉。実感が出てい
 て良い。


・SEさん、田中さんが東京の本店に異動になった。お世話になった。練習の成果が出てい
 る。早口。

・NAさん、職場の先輩を送る会。笑顔を努力して出しましょう。

〇次の7月10日は最終回です。2分枠スピーチで「話し方教室」の感想。
ほかに、これまでのスピーチ「祝辞や乾杯など」をやり直したい人がいれば、それも可能です。


○自主講座を続ける人は、次回は17日(木)と24日です。8月は夏休みです。
○17日は1分スピーチ  と 2分スピーチ です。内容は自由です。このうち1分スピーチは「コピースピーチ」の素材とします。Aさんの1分スピーチをきいてCさんがします。そっくりマネするのではありません。要旨を表現します。これは@「ひとの話をちゃんと聞く」、A「内容を理解する」訓練です。メモはしてよいです。

○終了親睦パーティはカリーノ・ビアガーデンでにぎわいました。世話役のTA・YOさんご苦労さまでした。写真を下欄です。
那珂公民館「話し方教室」二期生終了パーティ
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