話し方教室
那珂公民館 (5月29日)

こんにちは!「教室だより」とDVDです。6月5日は休講でしたが、このDVDを見て研究して下さい。
「話を聞く側のマナー」一生懸命にしゃべり手が話しているのに、憮然とした態度で聴かれると、しゃべり手にはつらいものがあります。時々はうなずいてやる。

男性に時折見かけるが、足を投げ出したり、腕を組んだりして横柄に見える態度(この教室にはいませんが)で聞くのはマナー違反です。

一話につき5回くらいはうなずく習慣をつけましょう。
5月29日の感想です。「町内会役員会で挨拶」

・ITさん、住居の近くに道路ができて交通量が増えたのでお気をつけ下さい。という気配り言葉は良い。

・TAさん、拍手が完全に終ってから、しゃべり始める。笑顔良し。お辞儀は丁寧にする。
・NAさん、言葉が時々速くなりハッキリきこえない。まじめ顔は相手に緊張感を与える。
つとめて《笑顔》で話す練習をする。カラオケが趣味なら得意曲名を言うと座が楽しくなる。「布施明の□□□ならかなり自信があります!」で、笑いがとれる。

・IWさん(男) 団地の良い点は「挨拶」をすること。
名前を二度言うと憶えられやすい。慣れたら「笑顔」で話すようにしましょう。
・SAさん、名前はフルネームで言う。わかりやすいしゃべり方は良い。お辞儀をはじめたら顎(あご)をちょっと引いてお辞儀をするときれい。
・SEさん、老人会の紹介。帰席のとき髪にちょっと手をやるのは癖ですか?

・IWさん(女)上手だ。センテンスと次のセンテンス
をやや空けると聞きやくすなる。要するに次から次へとしゃべるのではなく、間をうまくあけると効果的。
・OWさん、上手だ。ハッキリ発声されるので、ききやすい。
・TAさん、 言葉尻がやや丁寧すぎる。(例)趣味はフラダンスでございます。→趣味はフラダンスです。今、はまっています。その年齢らしい言葉遣いのほうが好感が持たれる。場所や環境の紹介を少しへらして自分の紹介にあてて下さい。

・YOさん、自己紹介は「名前」を忘れないように。 新名爪は生まれた時から住んでおり… より、私は新名爪で生まれ育ちました。という表現もある。場所や環境の紹介を少しへらして自分の紹介にあてて下さい。笑顔が素晴らしい。


(2分スピーチ)感想です。


・ITさん、「小さなボランティア」 話の内容が良い。ネコや小鳥とのふれあいで心が癒される…というスピーチ。最後のお辞儀はゆっくり丁寧にして下さい。早すぎる。笑顔が感じがいいので、なるべく笑顔で話すように、

・TAさん、欠席する場合はその週のテキスト入手方法の手をうっておく。笑顔良し。
・NAさん、あの〜口癖多し。声を大きく。顔の表情に「笑顔」がほしい。時々早口になり、ききとれないことがある。客席の人をしっかり見て話す必要あり。
・TOさん、欠席する場合はその週のテキスト入手方法の手をうっておく。
・IWさん(男)スピーチの出だしが、いつも「今日は…」だが、たまには変えてみよう。「今日は…」でなくてもかまわない気がする。社会福祉協議会のトレーニングセンターで訓練している。60歳過ぎたら健康管理が大切です。というスピーチ。どちらかといえば「報告スピーチ」なので、もう少しマトを絞って、「私はコレで腰痛を克服しました!」的なスピーチにすると面白く印象に残る。「よい写真は言葉で撮る!」とか、タイトルにも凝ってみましょう。

・SAさん、セリフを中心に話が講成されているのでとても面白い。間違ったとき「ごめんなさい」は不要。さりげなく言い直せばよい。
・AEさん、食生活改善推進委員として料理指導などで出向き、話をする機会が多い。
・IWさん(女)私が家庭菜園を始めた理由。外国から食材の輸入が60%、国内でも食の不安が多い。食品添加物も毒性がこわい。だから……と、実例をあげての話にとても説得力がある。話のきめては実例(エピソード)である。IWさんやSAさんは話がウマくて、この「話し方教室」に来なくてもいいような人である。(笑)

・OWさん、ふるさと瀬戸内の島の話。この人も話が上手。味がある。佐土原は話がウマイ人が「話し方教室」に来る。不思議なところだ。
・TAさん、応募の動機。ちいさい頃から話がニガ手だった。小学校の時に3分スピーチがあってイヤだった記憶が残る。今回、公民館のパンフを見て応募した。

=こういう人の為に「話し方教室」がある。スピーチはスポーツと同じ。練習すればするほど上達する。聞き手がいる「教室」は練習に最適の場。道場だ。
・YOさん、入門してみて、皆、緊張する…ものだとわかった。(ちょっと安心) 教室だよりがプラスになる。携帯の動画で自習している…という、驚きの頑張り女性。その若さで本気で頑張ると…末恐ろしい。(笑) 


〈欠席時の対応〉
「先週休んだので…今週の課題がわかりませんでした!」と堂々と言う人がいます。やむをえず欠席される場合もあるでしょう。それは理解できます。しかし欠席したらどうなるか…わかるでしょう。空白が生じます。これを埋めるための努力は自己都合で休んだのですから本人がすべきではありませんか?欠席した週にどんな講習が行なわれたのか、その週にどんなテキストが配られたか、無関心でいいのか?休む前にあらかじめ友人などに「テキストを郵送して下さい。」と頼んでおくくらいの対策はとれたのではありませんか?もちろんお礼は必要です。

その努力をせずに「休んだから…わかりません」はいかがなものか、
「そんな友人がいない。」という人は友人を作って下さい。気配りと「話し方」は同等です。気配りもなくて「話し方」だけ学んでも向上は少ない。自己都合で欠席された方の「テキスト」の面倒まで講師はみません。休んだ人の机の上にもテキストはちゃんと配られています。

DVDプレイヤー   記録した映像はDVDで配布しています。郵便料金が140円と安いし包装手間も簡便。パソコンで見ることもできます。最近は量販店で安価なDVDプレイヤー再生専用も販売されています。5000円程度です。それでもVHSテープよりきれいな画質です。

○受講の心得  できなかった理由を堂々と述べるのは見苦しい。人間、努力すればたいていのことは出来るものです。努力しなかったことの言い訳はやめよう。

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