炭水化物(糖質):生活するためのエネルギー源です。ご飯、めん類、パンなどの炭水化物はしっかりとりましょう。果物はビタミン確保のために必要ですが、その中に含まれる糖分や、菓子類は余分なエネルギーとなるのでとりすぎに注意が必要です。
脂肪: 以前、わが国に多かった肝臓病は、黄疸を伴うものが多く、脂肪制限が必須とされていました。近年、黄疸の強い時期を除いて、脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)や良質のタンパク質をとるためにも、適量の油を積極的にとることが勧められています。 脂肪は量が少なくても十分なエネルギー源となり、糖質、たんぱく質の代謝異常がおきた時は肝臓の負担を減らしてくれる役割があります。油の種類としては、植物性脂質と魚介類の脂質が望ましいとされています。調理には、サラダ油やオリーブ油を使い、肉より魚をとってください。
一日の必要総エネルギーの20-25%(一日40-50g)が目安です。
ビタミン:ビタミンはいろいろな代謝を円滑に進める働きがあります。ビタミンが不足すると代謝障害はもちろん、老化、肝臓の萎縮、再生不良につながります。糖質・脂肪の代謝に関係するビタミンB類を十分に摂ることは必要です。
また B類と共にビタミンCは肝臓で解毒の働きを助けることに必要です。
ミネラル:カルシウム、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、
セレン、マンガン、クロムなど・・・・・
亜鉛は肝細胞の再生に必要で、かき、ほたて、レバー、肉類、ナッツ類、納豆などに多く含まれます。また、セレンは肝細胞が酸化されて壊れるのを防ぐ働きがあります。いわし・ほたて等の魚介類、たまねぎ、トマト、ブロッコリーなどに多く含まれます。