帰郷したとき、奥柏のお宮（金峰神社）を掃除している人達がいたので写した。
老人会の奉仕作業らしく、なつかしい顔ばかりだった。郵便局で働いていた木谷万造さん（吉子さんの父上）、大工の浜田悦二郎さん（美子ちゃんのお父上）、浜田さんが若い頃はホンダのベンリィ号に乗って田舎道を颯爽と走って家の建築現場に向かっており、その格好いい姿がうらやましかった。
前の方には高岸のアサノさん（息子の寅ちゃんを呼ぶ時に大声でトラ〜と叫ぶので有名だった）、となりに竹島さん。次の段に河野さん（河野通久君の母上）など…。ちなみに河野くん家は源平時代に活躍した伊予水軍の将、河野通信の子孫といわれ、家には武者絵や巻物があった。このため名誉ある先祖である”通信”の名前を代々うけ継いだ名前をつけている。たしかに彼も”道久”ではなく”通久”である。由緒ある名前なのだ。
数年後、私が大手術をしたときは、この人達が平癒祈願に観音岳参りをしてくれた。そのかいあってか、私は回復し元気になった。ふるさとはありがたいものだ。このふるさとＨＰ（ホームページ）づくりも感謝の一端である。
最後列の左端が私の父で、神社振興に尽くしたことで神社本庁から勲章を授与された。また村会議長など村の発展に寄与、ビデオ撮影で地域の文化向上に貢献したとして２００３年に「村民功徳賞」を受けた。父は平成１８年７月１日、９２歳で亡くなった。
（写真は平成４年に撮影） |
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