話し方教室
宮日カルチャー21.2.10

「教室だより」継続講座Aです
左にあるのは「あっぱれマーク」です。テレビの「サンデーモーニング」にヒントを得て作ったものです。これを、優れた話をした生徒がいれば黒板に貼ります。裏は磁石です。昔からある「良く出来ましたスタンプ」と同じです。

今回は、まずビデオによる「自分姿のチェック」を行いました。
ビデオを再生しながら、お辞儀のときの頭の下げ方、一時静止、そしてアイコンタクトの点検などです。DVDを自宅で見ているので気がついているはずですが、毎回直らないクセがあります。

講師による指摘で「自分姿の再点検」です。登場する姿やお辞儀の姿勢が良いと、それだけで観衆に良い印象を与えます。逆だとその反対です。

「話し方」は「スポーツ」と同じですよ、と講師は言います。これらはとても似ています。スポーツの特徴は「練習と作法」です。普段着で突然クランドに出ていって走っても良い記録を出すことはできません。

競技用の服に着替えて、準備体操をして、日々練習を積み重ねて、だんだん一人前の選手になり活躍できるのです。自己流の練習だけでは限界があります。上手な先輩や指導者に教えを乞います。

はじめは「マネ」からスタートして自分のものにするのです。スポーツほどマナー(作法)に厳しい世界はありません。マナー(作法)を軽くみる人は大成しません。

「話し方」同じです。ボサボサ頭にくたびれた普段着で人前に登場したらどうでしょうか?お辞儀もろくろくせず、観客をちゃんと見ないまま「お地蔵さんしゃべり」をして終ったら観客はどんな印象を持つでしょうか。どんなにいい話をしてもマイナス点が多ければ自滅です。

まず話をする前から観衆に悪印象を与えて引かれてしまってはどうにもなりません。「話せばいい」というものではありません。観客は人間です。感情があります。感情に良い影響を与えるのはマナー(作法)です。これを軽く見てはいけれません。

お辞儀を丁寧にして観客に目線を配りながらしっかり話すことです。簡単なようですが案外難しいものです。練習が必要です。わかっていても実行ができないなら「わかってない」のと同じです。

・1分自己紹介の感想
・KANEさん、話の流れは「慣れて、なめらかに」なりましたね。アイコンタクトを大胆にするようにしましょう。
・KUBOさん、町内会で挨拶。ゴルフ場の名前をひとつ言うとわかりやすい。
・UMIさん、宮崎市の□□□のほうに住んでおります。「のほうに…」より「□□□に住んでおります。」がハッキリして良い。
・HIDさん、全体的に良い。ガーデニング教室に参加したきっかけを短く言うとよい。宮日新聞の告知板で見た、とか、友人に薦められて…とか。


○次回は「カラオケボックス」でく自己紹介です。講師が見本しゃべりを示したのでそれを自分流にアレンジして「楽しい自己紹介」をしましょう。2月24日(火)です。

    「面接試験が楽しみ」        宮日カルチャー 一期生、A子

こんにちは!先日受けていた就職試験の内定通知が来ました。宮崎市嘱託員の学校事務の職です。適性検査、作文、PC操作、そして面接と、4つもの関門がありましたが、一番自信を持って受けることが出来たのは面接試験でした。

面接官から「1分間で自己紹介をしてください。」と言われたときは思わず心の中でガッツポーズをしましたもの。

実はもう一つ市社会福祉協議会の嘱託員採用試験も受けていて、明日には一次試験(書類審査)の合格者が発表されます。もし受かっていたら11日にまた面接や作文試験が行われます。その時も面接を受けるのが楽しみです。




○面接試験が楽しみ、という受験生は少ないだろう。練習しているとその成果を確かめたくなるものだ。

東京のある「話し方教室」で《結婚式の祝辞》をみっちり練習した受講生が「オイ、どこかに結婚式はないか、あればオレは行くぞ〜」と奥さんに言ったという笑い話しみたいな本当の話もある。

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