話し方教室
那珂自主A21.2.12
      桃の咲く古寺
佐土原でふと目にした古寺。庭に桃の花が咲き すばらしい風景だった。

那珂自主講座の2回目。スピーチの場合、「何を話すか考えてきた」だけでは不足です。実際に「しゃべってみる」ことが必要。“時間がなかったから”というのは弁解にならない。やろうとする強い決意があれば車の中でも練習できるはず。

言い訳上手になってはいけない。スポーツと同じで「練習なくして上達なし」
ちゃんと練習すればちゃんと話せる。その反対は悲惨。しゃべることを甘く見てはいけない。

「私は話がニガ手です。」という人は練習もしない。練習もせずに上手くなった人はどこにもいない。

〔各人の感想〕 1分自己紹介

    IWAさん、お辞儀がきれい。どこでどんな集まりで「自己紹介」するのか的を定めると説得力が出てくる。おちついて話しているのが良い。「空港の近くで…」を省略して「宮崎市の赤江に住んでおります。」でよい。赤江といえば位置はだいたいわかる。ただし県外で自己紹介する場合は「空港の近くに…」を入れたほうがよい。

「鹿児島で建築の仕事をしておりましたが…」をなぜ入れるのか理由が不明。鹿児島県人会での挨拶ならわかるが、そうでない場合は《この部分はいらない》のではなかろうか?趣味はゴルフをすること…と言われた。よく行くコースなど付け加えるか、ゴルフ以外の趣味、たとえば「早朝の散歩」なども言われると良い。終わり姿も良い。


「結婚式の両家代表謝辞」はよく練習して完成度が高かった。時間はあの程度がよい。練習するときはネクタイを締めてするとよい。できればスーツ姿で。

    KUさん、お辞儀は静止する。何度もきいているはずだ。実行してほしい。水泳教室での自己紹介。自分の名前を紹介するときは「□□□と言います。」ではなく「□□□と申します」が大人の言葉遣いとしては正しい。「…と言います。」で間違いではないが、  幼児の言い方にそれが多い。これも過去に指摘したので実行してほしい。

以前は機械の設計をしておりました。→機械といっても多い。農機具だろうか?または工業高校の教師か?「以前は□□□で□□の機械の設計をしておりました。」が文章的には完結する。

趣味は尺八です。□□□流派です。などがよい。1分自己紹介の場合、趣味紹介はひとつに絞る。説明すると時間オーバーになる。

終りの挨拶コトバに「どうも」は入れないほうがスッキリする。退場するときに腰に手をやるクセがある。何か意味があるのだろうか、特になければ普通に手を振って帰るのが望ましい。

2分スピーチで4分ちかく話したが、あらかじめ練習して「時間」の見当をつけ、オーバーするならどこかをカットする。今回は「前置き」をカットしてもよかった。前置きだけで30秒あった。

長寿の共通事例が多すぎた。3つに絞るとわかりやすい。良い内容の話でも「だらだら」長いと観客は飽きる。

「だそうです。」とか「らしいんです」という表現語は「あいまい語」なので極力避ける。
2分スピーチの場合は、2分で完結する話題やテーマを選ぶことが大事。料理タイマーを利用する。ひとに聞かせる話は一度原稿にして推敲して取り組む姿勢が大事。

    NONさん、お辞儀は静止する。「簡単ですが自己紹介を…」でなく、正しくは「簡単に自己紹介をします」。「簡単ですが…」は終り場面に使う言葉です。(例)「簡単ですがこれで終ります。」
ラ行の発音が不正確になることが多い。そこは丁寧に言う。(例)映画のナカレノコトが実際に起きたら恐ろしいと」。ナカレ→ナカデ

2分スピーチのとき、アイコンタクトは丁寧にする。アイコンタクトが雑だと、聞いている人が不安な気持になる。餅を丸める手しぐさをしながら話すとよい。

    MURさん、アイコンタクトが良くできた。全体的に良い。最後の笑顔もよい。2分スピーチの内容が良い。セリフを入れて表情(笑顔)が豊かなのも良い。

    INOさん、全体的に良い。特に姿勢が良い。2分スピーチのアイコンタクト良し。佐土原の発音が「サロワラ」にきこえた。デザート→「デラート」。使われている→「ツカレテイル」 ゆっくり丁寧に発音すればちゃんと言える。

店の紹介だけでなく(注意点)まで付け加えたのが良かった。ちょっと早口だった。特に固有名詞(店の名前)はゆっくりと言う。

    OKAさん、全体的によい。声がゆっくりしてききとりやすい。2分スピーチ笑顔が良い。アイコンタクトをもっと大胆にするとよい。サーターアンダギーの話は面白かった。今日はありがとうございました。→皆さんありがとうございました。

次回2月26日は「1分自己紹介(カラオケボックスで)」。それと2分スピーチ。時間があれば、そのコピースピーチもする。
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