話し方教室
小戸公民館 (11月30日)
秋色の湖
今週は受講記念に「録画」をした。小戸公民館での「話し方教室」は10月5日に開始、8回の講習なので次週が最終回である。記念に各人のスピーチぶりを録画して努力の成果確認と、今後の参考になればと実施した。

事前に「服装は明るい色で」と注文した。冬場は多くが黒系統の服になりがちだ。これは映像的にはマイナス。黒は沈みがちで年齢もふけて写る。暖色系の服のほうが明るく元気に若く写る。映像の特質だ。

この注文が奏効して皆さん「明るい服装」で現れた。

今週の「1分自己紹介」のテーマは「町内会に新加入者があった。その歓迎の席で、町内在住者からも〈町内の紹介を兼ねて自己紹介をする〉という設定である。

ポイントとしては、住家の場所をわかりやすく説明する。(細かくくどいのはダメ)。そして家族構成、
渡り鳥
学年や幼稚園など…。自分の趣味。この町内の(良い)特徴などを必須事項として入れる。

次に「2分スピーチ」は「結婚式の祝辞」である。前々週から練習をはじめて3回目になる。参考テキスト(見本)もある。初めはどうしても「見本」に頼りがちだ。しかし、それを憶えるより「自分の考えを基に」スピーチを構成したほうがうまくいく。そのことの“発見”に意味がある。

とは言っても「結婚式に特有のコトバ」がある。結婚式で使うと最適なので存在する。普段は使わない用語だから、これは練習してスラスラと言えるようにする必要がある。

よくいう表現だが、スピーチはスポーツと同じだ。理解よりも「練習」で上達するものである。

自由題2分スピーチで、ISさんは「前置き」があった。これはすぐ本論に入るほうが効果的。前置きや言い訳は時間の無駄になることがある。
晩秋の黄葉
録画はダビングして次週にDVDかVHSで各人に配布する。個々の内容成果についてはそれを見たら簡単に判断できる。映像(もちろん音声つき)はそれほどすごい効果を発揮する。

自分のスピーチ姿・内容を自分で客観的に判断できる素材だ。
ビデオを見るとはじめ「悪い面」だけが目立つが、過敏にならず、何度も見て良い点、改善点をチェックして冷静に対応し進歩へつなげてほしい。

全体評としては「よく皆さん頑張った!」と賛辞を贈りたい。

ビデオ録画方法についてひとこと。
良い撮影のコツはスピーチ者の1m前に録画カメラを設置することだ。画質も良く、音声もクリアに採れる。アマチュア用のカメラでもびっくりするほどきれいに撮れる。

「録画技術」が劣ると、「画像は悪い音声はハッキリしない」という結果になる。
遠慮して遠くからズームで引きつけて撮るのは最悪の結果になるので注意しておく。
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