さつま町(旧:宮之城町)の北西部にある紫尾温泉郷のひとつに、「紫尾区営大衆浴場」があります。紫尾神

社となりで、施設の周囲には、物産販売所や足湯、飲泉(水汲)場があります。足湯は無料で、飲泉(水汲)場は

「寸志」となっています。なお、道路を挟んで「しび荘」「くすのき荘」があります。



           「紫尾区営大衆浴場」・外観


       → 「公衆浴場」としては、立派な
つくりです
   
         (全方面に対してかなり失礼なコメント)。




 入浴料(町外者)は200円、営業時間は5:00〜21:30です。公衆浴場とはいえ、建物は割と新しいも

のです。あ、「公衆浴場=古い」とは偏見ですね。失礼しました。脱衣所には「かごやタオルを置いての場所とり

はやめましょう」の張り紙があります。ここでは、ちょっとした「仁義なき戦い」が繰り広げられてるようで







        足湯 → 正面玄関向かって 左手にあります。






 浴槽は内風呂がひとつ(約4×3m)で、そのうち約3分の2が「ぬるめ」、残りが「あつめ」で仕切られてい

ます。
泉質は「単純硫黄温泉」で、泉温は50.3℃。お湯について、分析表には「無色透明・微硫化水素味・微

硫化水素臭」と書かれています。分析表での味と臭いの表現はよく分かりませんが、要は「ゆでたまご」の味

と臭いです






      内風呂 → 結構、浴槽の縁もかなりスリッピーです。





 ただ、「ゆでたまご」はあんまり「ひねり」がないですねぇ… ここでは「板東味」と「板東臭」としま

。理由は言わずもがなです。あ、「玉三郎」のほうではないですよ、「英二」のほうです(「玉三郎」は

「坂東」です)
なんだ、このグダグダ感は。ちなみに、肌ざわりはかなり「ぬるぬる」で、黒い比較的大きめ

の成分が浮いています(あくまで個人の感想です)。個人的には、好みのお湯ですが、泉質上床が非常に滑りや

すくなっているので、注意が必要です。






  
                      正面玄関前飲泉場



   → もうひとつ水汲場があります(浴場と
物産販売所間)。何気に贅沢。




 まぁ、ワタクシは、このレポートの「板東味」と「板東臭」のクダリで、滑って大ケガをしていますけど

ただ、
加齢のせいか、この程度の大ケガの痛みはあまり感じなくなりました…悲しすぎる

                                   (入浴日:2012年4月13日)