市比野温泉・「割烹旅館 みどり屋」の女将さんに、「この辺りで、レトロな温泉
ありませんか?」と聞いたところ、紹介されたのがこの「丸山温泉」です。場所は市比
野温泉内、県道335号線(市比野東郷線)沿い、城後川にかかる黄色い「下ノ湯橋」
そばにあります。下ノ湯橋からも赤い屋根で「丸山温泉」と(目を凝らせば見える)書
かれた建物は見えます。
「丸山温泉」・看板 → この看板が目印。
橋のたもとに駐車場がありますが、受付へは森(?)を潜って行くことになります。
川口○探検隊というわけではないのですが、ちょっとした探検気分です。50mも
ありませんので、ベン・ジョン○ンであれば5秒そこそこの探検になってしまいま
す(なぜ、ベン・ジョン○ン?)
「丸山温泉」・管理棟(?)
→ 入浴料はここで支払います。
受付で入浴料150円支払い、浴室に向かいます。なお、貸切風呂は1時間600円
で別の建物になります。浴槽(内風呂)の広さは約1.5×1mで、浴室の中心に浴槽
があるスタイル、タイルの色がブルーなど「松山温泉」を思い出します。確かにレトロ
です。窓からは城後川を眺めることができます。
「丸山温泉」・内湯
→ ある意味「わびさび」を感じます。
…って「わびさび」って何?
泉質は単純温泉、源泉温度は52℃となっています。お湯は、肌さわりが「ぬるぬる」
します…それ以上に熱い! 気温の問題だけではないようです。ちょっとした「熱湯
コロシアム」。しかし、我慢して入浴すると心地よくなってくるから不思議です。ちな
みに、ワタクシ「不思議ちゃん」ではありません。他人からどう思われているかは
別問題ですが。
県道(下ノ湯橋)から見た「丸山温泉」
脱衣所や浴室内には、必要最小限度のものしか置いてません。「何も足さない、何も
引かない」とは「山○」のCMフレーズですが、「何も足さない」…これ以上設備
を足してしまうと、この雰囲気を失ってしまうような気がします。何も足さないで
ほしいです。「何も引かない」…引きようがないのでは、い〜や! なんでもあり
ません。
(入浴日:2011年7月2日)