軍艦島も見えた八郎岳

151 平成19年11月23(祝金) 晴2/2クロ
山名 八郎岳(長崎県長崎市 589.8m) 
行程 ◇11月23日
 5:00 自宅発−
 7:00 宮原SA− 8:00鳥栖JS− 9:00金立SA−
11:10 長崎市−
12:00 平山登山口(H56m16℃)〜12:40水場〜13:10草墨神社〜
13:20 八郎岳山頂(H589m14℃)=昼食= 14:10下山開始〜
14:25 小八郎岳〜 14:45乙女峠〜 15:10水場〜
15:30 平山登山口−
17:00 宿

◇11月24日
10:30 宿−
11:10 ペンギン館=12:15−
13:40 九商フェリー 15:00熊本新港− 17:00霧島SA−
18:30 自宅着

交通経費
往 自動車道8050円   ガソリン350km(3900円)  計11950円
復 自動車道3300円+3500円 240km(2700円)  計 9500円

食事  おにぎり・カップメン・スープ・コーヒー・中華料理・ビール・チャンポン
温泉  なし   
参加者 NO(no133)                         計1名

  

□長崎2回目登山

 長崎での野暮用のついでに、長崎市内の一山歩きを計画することとした。今回の八郎岳は長崎半島のほぼ真ん中にあり、長崎市内で一番高い山でもある。前回は長崎県内で一番高い普賢岳に登ったので、今回は八郎岳、これで県・市の一番高い山は制覇できると単純にコース決定。

 いつもはフェリーを利用して長崎入りするのだが、今回は陸路を選択し、全て九州自動車道を活用したものの、途中鳥栖ジャンクション過ぎの交通事故発生により30分ほどの渋滞にあい、結局6時間もかかってしまった。

 午前11時には登山開始したかったが、到着遅れと長崎特有の駐車場探しのロスタイムで結局12時に登山開始することとなった。
 登山口近くの市民農園では、連休を利用して、園芸教室が開催され多くの市民で賑わっていた。近くの墓場の西側を取り巻くように登り始め、植林された杉林の中をひたすら登る、雑木林、展望は全くない。途中、草墨神社に立ち寄るとそこには大きな石英の岩上にまつられた祠がある。近くで鹿数匹に出会うが、こちらが何者かをうかがっているようであった。
 結局、山頂まで誰にも会わず1時間強で到着する。そして、そこには・・・・・

□すばらしい展望が・・軍艦島も見えた・・・

◇八郎岳山頂でのパノラマ展望

 山頂では数名の登山者がいて、中にはドライブマップを片手に遠くを眺めている男女もいる???。その話し声の内容によると、どうも近くまでドライブで来られるらしい・・・・・。それで「ファミリー登山に最適の山」と書いてあったのかと納得!。
 
 しかし、山頂まで全然見られなかった、突然の風景は、360度のパンノラマ展望、遠く島原の普賢岳、天草、野母崎、軍艦島、三菱造船所・・・と、どの方向をみても飽きないすばらしい風景がそこにあった。パノラマ写真にもってこいの構図、天候も良く、案内書に書いてあったとおりの風景がそこにある。
 ゆったりと昼食とり、1時間弱の休憩、そして先程、市内で分かれた、ごろにゃんに風景写真を携帯メールで送る。


◇杉林の登山道

◇造船所も間近に

◇遠くに噂の軍艦島が

□満足して下山
 15:30までを目標に下山開始。(後で調べてみると、案内書で1時間40分のところを1時間20分で降りていた。)
 すぐに、今日2番目に計画していた山である小八郎岳に到着。ここにも誰一人いない。ファミリーコースから外れているのかな?。

 さらに下降し千々峠(別名では乙女峠とも言う)では2名の狩人が鉄砲をもって休んでいた、聞くところによると、田畑、樹木の獣害が多いので春と秋に来ているが今日はまだ鹿に出会っていないとのこと。それで、先ほど出会った鹿のうかがうそぶりが納得できた。森林開発に伴って、森の動物の生息地が少なくなってきているのも一因であろうが、自然との共存の難しさを考えさせられたときでもあった。
 途中 水場を横切るところでとまどったが、順調に下山、登山口に着く。

 行きにあれ程賑わっていた、市民農園にはまばらな人影が見えるだけ。今日の登山を終わって、長崎には高い山もなくつまらないかもと思っていたが、双石山と同じように、近郊の山にもそれなりのおもしろさがあり、特に山頂での海眼下に見える風景は捨てがたいものあり、次の機会にも計画を・・・。