紅葉を見に大鍋底まで下ると

150 平成19年11月3(土)〜4(日) 晴3/2クロ
山名 三俣山(大分県九重町 1744m) 
行程 ◇11月3日
 4:30 自宅発− 6:00 延岡市− 7:30 竹田市−
 8:30 長者原着(189km)−
 9:00 長者原駐車場発(8℃)〜
 9:30 大砂防堤〜
10:50 スガモリ越〜
12:00 三俣山(1774m 15℃)=昼食=13:00下山発〜
13:45 大鍋(底部)〜
15:00 雨ヶ池越〜
16:00 ダテ原湿原〜
16:30 長者原駐車場−宿
◇11月4日
 9:30 宿発−
      阿蘇− 高千穂−
17:00 自宅着(延べ412km 13km/l)
食事  おにぎり・カップメン・お茶・ビール・ソフトクリーム・そば
温泉  宿温泉       ☆☆☆☆   
参加者 NO(no132)・TO(97)                    計2名

  

□紅葉を求めて
 今秋は久住に行きたいと思っていたところ、連休中の宿は満杯。やっと一部屋がキープ出来き、登山計画を練り始めた。山の参考本に三俣山の紅葉は良いと書いてあったことと、山仲間のMaちゃんが「今年の三俣山の大鍋は綺麗だった」との話を聞き、三俣山を登ることに決定する。
 長者原〜スガモリ越〜三俣山〜大鍋(底部)〜雨ヶ池越〜長者原
の一周コースを設定したのでした。

 朝4時起き、4時半に出発、いつもは夢の中タイム、闇夜に出発するも1時間もすると夜も明けはじめ、空には雲一つない秋晴れがそこにあった。
 今回はナビでセットし順調に進む、途中竹田市街地手前でいつも通っていた市内と違う方向をナビが示していたので、その方向に進むと新バイパスが出来ていた。
 予定時間よりも30分早く、8時30分に長者原高原に到着。

□硫黄山噴煙に再会
 早速登山の準備、9時出発。長者原の駐車場は満杯状態でここから登山する姿は多く、皆紅葉を目的に来ているようである。舗装された道路を30分程歩く、いつも思うが舗装された道を登山靴で歩くとどうしてこんなに疲れるのだろうか、登山口に着くまでに足が痛くなってきた。
 砂防堤の段々畑沿いに登り、途中砂防堤を横切るところで、硫黄山の噴煙が見え始めてくる。今日は風が無いのか、噴煙は真っ直ぐに吹き上がって、秋晴れの空に吸い込まれるように消えている。そんな噴煙、再会の噴煙を見ながら大岩を一つ一つ乗り越えスガモリ越にたどり着いた。
 ここから、三俣山まではもう一登り。

◇三俣山が間近に

◇硫黄山の噴煙

◇大鍋の底から

□三俣山でMo夫婦に再会
 同じく三俣山に先に登っている和子さんから携帯メールが入った「三俣山本峰で待っています」と、12時に三俣山に到着。無事再会でき、再会記念写真を。
 お互い再会を喜びつつ、これから先のルート情報、車の話、山の話などなど30分の立ち話があっと過ぎ、お互いの方向に分かれることとした。
 まっちゃんからは「いい天気ですね。紅葉はダメでしたか!まだ皆さん三俣山ですか?」、そしてNiさんからは「最高の天気で大満足。今。段原、やはり大船にしました。」と携帯メールでリアルタイムに山情報が飛び交っている。

 三俣山で昼食を済ませ、大鍋には和子アドバイスにより東側から降りることにした、まっちゃんのHP情報は1週間前のもので、紅葉ピーク過ぎていたが大鍋底で見る異次元空間や周囲の紅葉壁には圧倒されるものがあった。

◇三俣山北峰〜平治岳〜北大船山〜南大船山〜坊ガツル

□雨ヶ池越からの紅葉
 小鍋を回遊し、三俣山の北斜面を下る。ガイドブックには「北斜面を下るこのコースはきわめて厳しい直線的な急降下であるため、往路に比べ登山者は少ない」と書いてあったが・・・本当にその通り。連休であれだけ南斜面にはいた登山者も降りの北斜面で出会ったのは、ほんの数名。両腕を使い、3点確保で慎重に300mを急降下した。
 雨ヶ池越から長者原までの九州自然歩道では、往路では見られなかった紅葉が十分に楽しむことが出来、また、長者原駐車場まえのダテ原湿原でススキの秋風を楽しみ、予定時間より1時間ほど過ぎてはいたが、無事2人とも下山することが出来た。感謝。 

◇紅葉

◇ダテ原湿原

◇三俣山にさよなら

 翌日は、阿蘇−高千穂経由でゆっくりと風景を楽しみつつ帰路に着いた。