いざ大崩山麓の氷瀑へ

114 平成18年1月8日(日) 晴 5〜4/2クロ
山名 落水の滝(約H800M 宮崎県北川町)
行程  5:30 自宅発(−3℃)−
 8:00 北川町祝子「大崩の茶屋」道案内−
 8:20 炭焼き釜横に駐車 登山開始(−6℃)〜
 9:00 林道広場(−4℃)〜
10:20 落水の滝着=散策・昼食(2℃)=11:50発〜
13:20 炭焼き釜着−
15:20 日向船出の湯−
17:20 自宅着
食事・温泉 おにぎり、カップメン、パン、スープ、コーヒー、黒砂糖 
参加者 NO(no96)、TA(m)、TA(w)               計3名
  
◇気分転換に冬の氷滝を見に
 先日、犬の散歩をしている時に、TAさんが通りがかりに「明日は暇ですか、大崩山の落水の滝を見に行きませんか」と声をかけられたのがきっかけで、昨年末の想定外の結末で気分がスッキリしない、気分転換にでもと参加を決めた。
 TOがある雑誌を見つけて持ってきた、「ようこそ落水ノ滝へ 春夏秋冬さまざまに相を変え、大自然の厳しさ、美しさ、優しさを映し出す秘境・大崩山地。その山麓に冬の一時期、神の如き神々しさを身にまとった氷の芸術が立ち現れる。知られざる氷瀑、落水ノ滝へ、いざ〜(文・記事=石本烈子)」と案内文が4枚にわたって綴られていた。読むほどにこれは面白そうである、明日が楽しみに・・・

◇マイナスの朝

 昨年12月以来、1月がこんなに寒いのは何年ぶりであろうか、寒波により九州の山々の雪が消えない。おそらく、大崩山麓も大雪であろうと、それなりの冬支度をして朝5時30分に3名で出発。
 意外にも、祝子地区に着くまで雪景色はない。しかし気温は−6℃。
 大崩の茶屋で、滝までの道の状況を尋ねると、出てきた奥さんは、昨日読んだ記事の投稿者本人(石本さん)であり、滝の状況について教授いただき「帰りにでも、また寄って下さい」との言葉で出発した。
 歩くこと約2時間、記事のとおりの氷瀑に出会う。まさに神々の氷の芸術である。その姿は美しく、鋭く、恐怖さえ感じられる。さっそく、靴にアイゼンをつけ氷の滝を少しばかり登るが、このまま太陽が昇り気温が上がれば、その姿は変化し、あの鋭い氷の塊が落下し、その時は誰も立ち寄れないであろう、そんな美しい恐怖の気配が感じられる。
 氷瀑の脇でゆっくり昼食を済ませ、冬の散策路を戻り、茶屋に立ち寄ったがちょうど外出で留守。またの機会に話を聞くことにしよう・・・・・
 <参考> 民宿 大崩の茶屋(0982−20−1161)