大浪池とノカイドウ鑑賞

平成15年4月29日(火) 曇・晴(温度18〜22度)  2/2クロ
山名 大浪池(1411M 鹿児島県霧島町・宮崎県小林市・)
行程 8:30自宅発−10:30国民宿舎えびの高原荘(1170M)ー
11:50大浪池登山口(1070M)〜12:30大浪池(1288M)〜
14:10韓国岳避難小屋〜16:00国民宿舎
−新湯(温泉)−19:00自宅着
食事 おにぎり ・パン・ コーヒーほか
温泉 新湯(鹿児島県霧島町) ☆☆☆☆☆(入浴料500円)
参加者 NO(no44), TO(no48)+多数               (約90名)
大浪池
○大浪池からの韓国岳

○大浪池から高千穂の峰
 □ 朝に出発を決める・・・ 

 霧島山ネイチャーガイドクラブの「大浪池登山とノカイドウ鑑賞」に参加した。
昨日は、午後5時過ぎに職場に緊急電話があった。内容から推測してして、時間がかかりそうであるが、とりあえず現場に向かった。やはり難しい、残業となった。「明日はどこかへ行こう」と話していたのに・・・。残業が終わったのは、21時過ぎ、皆腰が痛くなるほどの、ハプニングであった。
 
 翌朝、起きて、「さて、今日はどこに行こうか?」と、迷うが、以前チラシで見ていたので国民宿舎えびの高原荘の「ノカイドウ鑑賞」に決める、時間は8時。早速、国民宿舎に電話で確認し、8時30分に出発することとした。

 □ 池と花と野鳥の鑑賞・・・

ハルリンドウ

唯一輪咲いていたツツジ

満開のノカイドウ

 えびの高原荘のロビーに集合、保険加入料100円を2名分払って、バスに乗り込む。受付で今日の参加は予想より多いと話していたが、90名近くとなって、バスは3往復するとのこと。
 最初に乗り込み、次のバスが来るまで、登山口で説明を受ける。ガイドは宮崎野鳥の会の鈴木先生「今日は20名程度と予想していました、それで、ガイド1名に数名がつく計画でいましたが、こんなに多いとは本当に予想外でした・・・」と、そして、野鳥の話を20分程聞いていたら、2度目のバスが来たので、大浪池登山出発となった。

(参考)
○霧島で春に聞ける鳥の声は
  ・ミソサザエ、サンコウチュウ、キビタキ、ホトトギス、シジュウカラなど
○大浪池登山口バス停の時刻表示
  ・えびの高原行き      (8:33、11:40、15:13)
  ・霧島いわさきホテル行き (8:47、11:52、15:36)

 登山途中に途中、ハルリンドウ、オオガメノキ、ミツバツツジ、ツバキの花を見ることができた、そして、来週には咲きそうなミヤマキリシマのつぼみの中に、一輪咲いていた花を見つけ、写真を撮るが、これが本当に今日の道中で見かけた唯一の開花であった。韓国岳避難小屋前にて休憩、コーヒーをつくる、インスタントではあるが美味なり。
 
 □ ミソサザエに出会えた・・・
○画面中央の木の上に座っている小さな小さな鳥
  ミソサザエ です


     判りますか?

 下山は鈴木先生と一緒に下る。名古屋からの夫婦2人は、登山は初めてのようで、ゆっくりゆっくり下っている。途中、先生が「ミソサザエがあの付近にいる、覗いてごらん」、ガイドが居なければ、とても判らないし、見つけられないような、そんな小さな小さな鳥で、写真を撮ったが、判るでしょうか。

 今日の、メインのノカイドウは下山終点近くで見ることができたが、昔に比べ数が少なく、また枯れかけている木が多いのには驚かされた、保護がまさに今必要であり、遅すぎた気もする。

 今度は、満開のミヤマキリシマに会いに来たい・・・・新湯の温泉に、体を癒し、温まった体で、車に乗り込み、ゆったりとした気持ちで帰路に着く一日であった。