トップへ
次の肝臓ニュースへ
No.6 骨粗しょう症薬が抗HCV効果
H18/6/15更新
C型肝炎ウイルスを抑制 骨粗しょう症薬で確認 <1>

記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2006年5月25日】

 骨粗しょう症の治療薬として使われるビスフォスフォネートという物質が、C型肝炎ウイルスの増殖を強く抑制するとした細胞での実験結果を、山梨大医学部の伊藤正彦(いとう・まさひこ)教授、榎本信幸(えのもと・のぶゆき)教授らのグループが24日までにまとめた。

 将来は新たな治療法への応用が期待できるという。福島市で開かれる抗ウイルス化学療法研究会で26日発表する。

 グループは、ビスフォスフォネートに、C型肝炎ウイルスが増殖する際に必要な脂肪の一種の合成を阻害する作用があることに注目。培養細胞を使った実験で、ウイルスの増殖抑制を確認した。培養細胞への毒性は小さく、細胞毒性のない濃度で、ウイルス増殖は約90%抑えられた。

 国内で150万人以上が感染しているとされるC型肝炎は、インターフェロンと抗ウイルス薬リバビリンの併用療法が一般的。伊藤教授によると、リバビリンには貧血などの副作用があり、併用療法でもあるタイプのウイルスには効果が低いなどの問題がある。

 同教授は「ビスフォスフォネートの構造を変えることで抗ウイルス作用をさらに大きくすることも期待できる」と話している。

C型肝炎ウイルスを抑制 骨粗しょう症薬で確認 <1> 
 
  
記事:共同通信社 
提供:共同通信社 
 
【2006年5月25日】  
 
...
詳しい情報を知らないのですが、早速患者さんからも問い合わせがありました。まだ研究段階のことですので臨床に用いられるかどうかわかりませんが、1b型のC型肝炎ウィルスでウィルス量が多いとリバビリン+ぺグイントロン併用療法でも約50%の治癒率ですので、新しい治療法の開発に期待したいです。