特集:肝臓を守るため     の食事
今回は宮崎医療センター病院 栄養科 科長 内野 勝子先生の講演と万有製薬のホームページ   (http://www.banyu.co.jp/health/greeting/greet05/)を参考に作成しました。
2005/3/19 開催
  「医食同源」という言葉があるように、おいしく食べることは薬を飲むのと同様に(あるいはそれ以上に)心身をすこやかにしてくれます。肝臓はタンパク質、糖質、脂質の代謝、ビタミン、ミネラルの代謝や有毒物質の解毒などにかかわる重要な臓器です。そして食事で摂取される全ての栄養分は肝臓を通り、代謝されます。肝臓病の食事は、以前は高カロリー・高タンパク食・低脂肪が大原則でした。しかし、現在では障害のある肝臓に過度に栄養を与えてもかえって肝臓の負担を増してしまうことが明らかになってきました。したがって肝臓病の方は肝細胞の機能回復と再生を促すために、症状にあった食事をすることが重要です。今回は肝臓病における食事療法の基本や病態ごとの注意についてまとめました。
食事の基本は1日3食バランスを考えて
食事後はしばらく横になる
肝臓病の方は基本的に食べていけないものはありません。塩分を控えめにしてバランスのとれた食事をすることが大事です。加工食品に含まれる食品添加物は、体にとっては毒物で、肝臓で解毒されます。弱っている肝臓への負担を減らすために、控えたほうがよいでしょう。  また、加工食品は意外に塩分が多いため、塩分のとりすぎを防ぐためにも控えることが必要です。
食後にしばらく横になると、肝臓に栄養をたくさん含んだ血液が、よく行き渡ります。障害のある肝臓は、栄養を吸収する能力も落ちているので、多くの血液が肝臓をゆっくり通るようにしてやると、栄養を利用しやすくなります。