///Vermeer/// |
この絵の人物が フェルメールだと いわれている。 |
フェルメール 17世紀のオランダの画家。 本名はヴァン・デルメール(Johannes van der Meer)であるが,つねにヴェルメールと署名していた。作品の数もきわめて少なく,その名も18世紀にはほとんど人に忘れられていたため,その生涯についてはわずかしか知られていない。 19世紀中葉になって、テオフィール・トーレの発見的な研究によって新しい照明を与えられてから,現在ではレンブラントと並ぶ巨匠と考えられ,さらに新しい研究も発表されている。 記録としてはデルフトで生まれて同市で死んだことだけが残されていて,徒弟時代の消息については何も知られていない。同市の画家ファブリツィウスの門弟と伝えられるが,その記録はない。 1653年にホウダ生まれのカタリーナ・ボルネスと結婚,同年デルフト市のサン・ルカ組合に登録され,62年と67年に組合評議員,70年には組合長に選挙されていることからみて,当時彼がファブリツィウスを継ぐ画家として尊敬されていたことは推測できる。なおそのころの例として彼も画商をかねていた。 |
■作品一覧 | ||
[参考文献]
「カンヴァス 世界の大画家17 フェルメール」(中央公論社)
1997