小林朗読講習会
福祉会館 (5月17日)
県からの委託事業である「音訳奉仕員」養成講座が今年度も始まった。
会場は小林市の社会福祉会館。今年度の受講生9人、これまでの有資格者など合わせて30人が顔を揃えて「開講式」があった。視覚障害者センターの黒木所長から開講あいさつ、小林朗読友の会代表の水間さんから「これは視覚障害者へ音訳テープを作るための養成講習です。目的を自覚して勉強しましょう。資格証をもらってからも努力が必要です」と主旨説明があった。そのあと講師から、発声練習などの実技指導があった。
小林地区音訳奉仕員講習に参加の皆さん
この講習会の主体となっている小林朗読友の会では盲人図書館用に朗読テープのほか、市報の音読カセットテープも作っている。地味なボランティアであまり人に知られてないが着実な活動をしている。新人9人は受講のきっかけを「数日前に新聞で講習会の告知」があったので…といっていた。
これから月2回の講習を一年間受けて「音訳奉仕員資格証」の取得をめざす。
声をハッキリ出して、落ち着いて文章を読みアクセントもなるべく標準語に近いようにと…多くの努力がいる。
今年度の新人9人
この分野はなぜか女性が多い。ボランティア精神があり、辛抱強いためだ。どうも男性は趣味が多いせいか、ヒマなときは家で焼酎飲んでテレビを見ている…というパターンが多いようだ。今年から希望者には講習の後「自己紹介の仕方」を教えることにした。5人程度で30分だ。とかく「自己紹介」はニガ手という人が多い。講師は宮崎の公民館で「話し方教室」を開講しているので小林の皆さんにはボランティアで教えることにした。
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