!ご注意!

このページは、「天は赤い河のほとり」

第二段隠し部屋です


ご入室後の苦情等は承れませんので、ご了承ください。


それでは始まり始まり!


ラムセス&ユーリ編


この物語はあこさんからのヒントを元に構成された

もし2000年6号が天河の始まりだったらということを原則に作られた

新天河ストーリです

ラム嫌いの方は入室はご遠慮ください


ラムセス&ユーリ編


「ウセル・ラムセス将軍 婚約者の姫も祝福しよう」

ホムレヘブの言葉が王座の上からひざまずく2人に投げかけられた

「以前から私の6人の娘のうち1人をそなたの妻にやろうと言っておったのに

我娘は気に入らぬか、ラムセス」

ネフェルティティの声が近習がひしめく大広間に冷たく響く

「とんでもない、私が王位を望んでいない証としてご辞退したいだけ」

ラムセスは皆に聞かせるように静かに力強く言い放つ

「そうであろうか?現王の血など必要とせぬ自らの力で王位を手に入れる

そう受け取れるとは思わぬか?

ネフェルティティの言葉が一瞬にしてその場に緊張感をもたらした

「あはははは、私が王位の簒奪を狙ってると!?」

ラムセスの機転で緊張は一変に解きほぐされた

「貴方も結構きわどいポジションにいるのね」

屋敷に戻り衣装を解きながらユーリはラムセスに言った

ユーリの鋭い観察力は再度ラムセスにユーリを近づけた

ラムセスはユーリを抱きしめる押し倒した

「また・・・っ、やめてラムセス」

ラムセスはユーリの反応を楽しみながら手の動きを進めた

「聞けよユーリ」

「新しいエジプトを俺とあんたならきっと作れる」

「あっ」ユーリの唇にラムセスは唇を重ねユーリの身体を身動きの取れないよう

自分の下に組み敷いた

絨毯の上で一つ一つ楽しむ様にラムセスの手がユーリの衣装を剥ぎ取り

ラムセスの指先がユーリの髪を優しく撫ぜ

ラムセスの唇がユーリを激しく責めた

「ちょっと・・・待って・・・」

ユーリはようやくラムセスの唇の下から抜け出し、そういうのがやっとだった

ユーリはまだ今の自分の置かれてる状況がつかめずにいた

私・・・確か氷室とデートしてたのよね・・・・

急に水溜りの中に引き込まれたと思ったら気がついたら船の上にいて・・・

そしてここはエジプトだと言うし・・・

「何をぶつぶつ言ってるのだ」

ラムセスはユーリの態度にはお構いなく再度ユーリの腕をつかむと自分の胸に近づけた

「ちょっと、待っててば・・・」そういいながらユーリは両手でラムセスを押しのけた

「私わからないの、どうして私がここにいるのか、さっきまで日本にいたはずなのに・・・

それなのにどうしてあなたの花嫁にならないといけないの」

「俺は死にかかってるおまえを助けた、それだけでも俺のそばにいる理由にはなるはずだ」

「そんな強引な・・・

でも死にかけてたって・・・・、そんなはずはないわ」

「私、あなたと知合ってまだ数日しかたってないのに・・・」

「ユーリ・・・もしかして・・・・」

「ヒッタイトやカイルのこと覚えてないのか?」

「エ!?、ヒッ・・・カイルてなに?」

こんなことがあるとは奇跡だ

ユーリは今までのことを何も覚えてないというのか・・・

しかし今のユーリの態度はそうとしか考えられない

ラムセスは再度ユーリを引き寄せ抱きしめ、軽くキスをした

「ちょっと、止めてって言ってるでしょう」

ユーリの言葉と同時にラムセスの頬にユーリの手のひらが飛んだ

「ハハハ、おてんばぶりは変わらないな

心配するな、もう無理強いはしないよ、だがきっとお前を俺に振り向かせて見せる

そのうちお前の方から俺に抱きつくようになるさ」

そう言い残すとラムセスはユーリを一人残し部屋を出て行った

一人残されたユーリはただ呆然としていた

いまだに状況がつかめず、放心状態なのだ

「いったいどうゆうこと?でも危機は脱したのよね・・・」

これからどうなるの?でもラムセスて悪い人じゃなさそうだし・・・

ユーリはいろいろ思案しながら一人眠りについていった




ハ〜イどうでしたか? いや〜これから物語りはどう進むんでしょうね

感じとしてはナキアに連れてこられたのはヒッタイトの井戸ではなく

エジプトに向う船の上という設定なんだけど

もしカイルに会わなくて、ラムセスに会ってしまったら

ユーリはラムセスに惚れてしまうんでしょうかね?

どうなんでしょうね?(by ひーちゃん)

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