Page16   心 模 様  20066月30日 峰響子

分け入りて精霊の時空恐るるも 心して立つ大崩のだき


       人里からはなれ 緑が益々濃く深く 沢沿いを奥へ奥へ進む
      林道脇に大崩山の登山口が見えると皆が無口になる
      石をまたぎ沢を越え 岩を飛び はしごにロープ 奥へ奥へ深く深く
      すると 特別の空間が広がり息をのむ 
      ここ 大崩山の岩山こそ 精霊の住処に違いない 

 

頬そめし雨に打たれた麗人の うつむく姿にしばしみとれん

 

大崩山の精霊に使える麗人は「ササユリ姫」

雨に打たれてゆらりゆらりと 歩く姿の美しいことといったら 

霧雨にかすむ遠目から うつむく麗人を息をのんでみていました

 

西向きに日傘を深くさしてゆく 梅雨の晴れ間のアフター5

 

帰宅時間に「太陽よ沈まないで」と思ったのはつい昨日

晴れ間の少ない6月でも 晴れれば日差しも強く・・・ 

 

濁流のねじれて流れるその様を 手すりに力を込めて見下ろす

 

シトシト降り続く雨は大きな流れに変わり 川は濁りうねりながら流れていきます

自分も捻れた流れに飲み込まれそうで しっかり手すりを持ち 流れを見下ろしていました 

 

外は晴れ雨月の風と太陽が 早くおいでとカーテン揺らす

 

梅雨時期の晴れ間は嬉しいです *^^*
      窓を開けて風を入れると 
カーテンがふわっと手招きするようにゆれて
     光がキラキラッとして「早くおいでよー」声をかけてくれます 

       

三角のアイスが好きとおねだりに ついつい足がコンビニへ向く

 

「アイスが好きなのよね」「三角のイチゴ味」

ちょっと甘すぎないか〜?と思うけど・・・足は早速コンビニへ向いて・・・ 

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