Page15   心 模 様  20066月14日 峰響子

ふっくらと森の奥から香り立つ 真白き令嬢オオヤマレンゲ

 

初夏の 森深く咲く花オオヤマレンゲ 
       印象的な白い花が見下ろすように咲いて こちらを見ています
      まるで 深窓の令嬢が美しい姿を見せてくれたように 「ドッキリ」と心を奪われました

 

赤松の林を抜けた涼風が いい子だねえと頭を撫でる

 

えびの高原は初夏の風が吹いて なんて気持ちのいいこと

赤松林を散策すると 「よ〜くきたね 良い子だね〜」と言うように 

幼い子どもの髪をゆらして 通り過ぎていきました

 

霧島のつつじの中で花となる カメラの前で女優の気分

 

ミヤマキリシマが満開で素晴らしい!!

山の斜面がピンク色に染まっています 

そんな花の中で 花のように女優のようにカメラの前に立ちました

 

外を見てまたのぞき見る心境は 未練の残る恋に似てるね

 

またまたパソコンが ウンともスンとも言ってくれません

腹を立てたところでしょうがない  諦めてはみてもまた画面をのぞき見る・・・苦笑いです
      それって未練な恋に似ていませんか?

 

そうやって上手に甘えてくれるから すっかりその気になってしまうわ

 

下から見上げて 「ね〜良いでしょう」 黒い目をまっすぐ向けて言われると
      「あーあしょうがないね〜」甘いね〜と解っては居ても 
何でもきいてあげたくなるよね

本当に本当に困ってしまう

 

アマエンボ貴方のように出来なくて 歯がゆさよりも今は無心よ?

 

小さな子どもは甘え上手ですね

あんな風に素直に出来たら 何でも上手く行くような気がするけど

そんな風に素直に甘えられなくて でも・・・ 

そんなこともとっくに卒業して 歯がゆい気持もなく
      今は淡々と無心の境地

 

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