(旅への想い・プロフィールなど)
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このサイトのテーマは、「旅」です



40年近く務めた公務員生活をリタイアし、
週3日の再就職の仕事をこなしながら
ゆっくりと年を重ねています。
現役時代に、すでに47都道府県すべてを
わたり歩いてた私なので、
定年になったら、旅好きの虫を
疼かせようと思ってたのですが・・・・・
なかなか、現実はそう甘くなかったようです。

それでも、少しずつ、少しずつ
あちこちをブラついていこうと思ってます。






         (司馬遼太郎著 「街道をゆく」の一節)
  人間という痛ましくもあり、しばしば滑稽で、まれに荘厳でもある
 自分自身を見つけるには、書斎での思案だけではどうにもならない。
 地域によって時代によってさまざまな変容を遂げている自分自身に
 出逢うには、そこにかつて居た---あるいは現在もいる----山川草木の
 なかに分け入って、ともかくも立って見ねばならない。

  たとえ廃墟になっていて一塊の土くれしかなくても、その場所にしかない
 天があり、風のにおいがあるかぎり、かつて構築されたすばらしい
 文化を見ることができるし、その文化にくるまって、馬車を走らせていた
 かぼそげな権力者、粟がゆの鍋の下に薪(まき)を入れていた農婦、
 村の道を歩く年頃のむすめ、そのむすめに妻問い(=結婚の申し込み)
 する手続きについて考えこんでいる若者、彼女や彼を拘束している
 村落共有の倫理といった、動き続ける景色を見ることができる。

  樹上の森青蛙(モリアオガエル)は白い泡状の卵塊から下の水中に
 落ちて成体になるのだが、ひとびとの空想も、家居しているときは
 泡状のの巣の中にあり、旅に出るということは、空想が音を立てて
 水の中に落ちることにちがいない。


まほろば/フォレスタ
(一条貫之作詞 杉本龍之作曲) 
※クリックして聞いてみてください



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自己紹介

名前 スエさん
年齢 定年8年目です
住まいと
勤務地
宮崎市(私にとって最高の町です)
家族 妻と2男1女
仕事 薬局勤務の薬剤師+もろもろ
ハマって
いること
写真・博物館めぐり・駅前商店街
めぐり・何もない史跡めぐり・デパ
地下めぐり・B級グルメあさり・土鈴
集め・耳かき集め・ほんの少しのウォーキング・司馬遼太郎の「街道を
ゆく」・古典落語・おととし再開したギター


旅を愛した歌人「若山牧水」像の前で
(西伊豆の土肥)