白鳥温泉上湯。県道30号線(えびの高原小田線)沿い、「上湯」ですので当然「下湯」
もあります。この段落、このまま「下湯」でも使いましょう。
泉質は「単純酸性温泉」、「適応症」には真菌症(水虫)、体質改善(変調)などがあ
ります。「水虫」はともかく、「体質改善」というのは「温泉がどう体に効くのか」理
解しかねますが… 営業時間は8:30〜20:00、入浴料は300円です。浴槽の種
類は、内風呂・露天風呂・蒸し風呂。内風呂は約2×3m、お湯の色は茶褐色で温度はやや
熱めです。吐水口にはコップが置いてあり、飲むと若干鉄分の味がします。露天風呂(岩風
呂)は約6畳、えびの市街地が一望できます。肌触り、臭いには特にクセはありません。景
色を楽しみながら、快適に浸かることが出来ます。
白鳥温泉上湯・露天風呂
蒸し風呂は内風呂及び露天風呂のある建物とは別にあります。約30m歩くとログハウス
らしき建物が見えてきます。「入室は二人以上にして下さい。一人で入るのは絶対に止
めてください。」との注意書きが。大丈夫なのか、ワシ?と思いつつ、中を覗くと「おっ
さん」が一人。なんとなくホッとして(?)建物内へ。「蒸し風呂」には水風呂(1×2
m)が付設されています(井戸水から引いているようです)。「蒸し風呂」は下から蒸気が
噴出し、時折「ボコボコッ」と音がします。室温はさほど高くありませんが、若干の硫黄の
臭いと、若干のヒューマンなスメルがミックスした「えもいわれぬかほり」がたちこめ
ています。「一人で入るのは絶対止めて下さい」とは、何らかの関係があるのでしょうか?
白鳥温泉上湯・「蒸し風呂」棟
※決して一人では入らないでください
入浴後、従業員の方に「蒸し風呂」について話を聞いたところ、「(蒸し風呂は)下は
地獄になっています」「悪いガスは出ていませんよ。出てれば死にますので」とのお答
えが。ここが「温泉」でなければ、一体何の話をしているのか分かりません。
そもそも「悪いガス」が出ていれば、このように従業員の方と話をすることもないし、こ
の「白鳥温泉上湯」が「温泉レポート」としてUPすることはなかったでしょう。
「生きててよかった公○式」。ちなみにワタクシ、○文式したことありません。しかし、
「生きててよかった」と思いますよ…この温泉を入浴しながら…
(入浴日:2004年9月17日)