熊本県水上村「湯山温泉・元湯」。「元湯」の名のとおり、源泉は施設の真下から自噴
しているとのこと。場所は国道388号線沿い、「市房ダム」の東側にあります。泉質は
「アルカリ性単純硫黄温泉」、泉温は35.9℃ですので沸かしているものと思われます。
近くには「市房櫻花苑」があります。
営業時間は10:00~20:00、入浴料は300円。
建物に入ると、2階が休憩室、地階が浴室になっています。浴槽の種類は内風呂と露天風
呂がそれぞれひとつずつ、ただそれだけ。私が2年前にここに来た時は、打たせ湯が露天風
呂にありましたが、脱衣所の張り紙に「当温泉では、『完全かけ流し式の温泉』とするため、
一部循環式だったジェットバスとうたせ湯は中止させていただくことといたしました。ご了
承ください。」とありました。
湯山温泉・元湯 外観
内湯・露天風呂とも、8畳くらいの広さで岩風呂です。沸かしていると思いますが、やや
ぬるめ、「硫黄温泉」とはなっていますが、硫黄の臭いはさほど強くありません。お湯の質
は癖がなく、個人的には好きな泉質です。皆様がお気に召すかは別問題。
露天風呂は、庭の整備がされており、屋根が備え付けてあります。ゆっくり、長く浸かれ
ます。いいねぇ~
湯山温泉・元湯 露天風呂
なお、タオル及びバスタオルは貸してもらうことができます。ただ、「3月、4月の2ヶ月
間で貸し出しのタオルがなんと210枚紛失しました。このまま紛失が続くと、無料貸
し出しが不可能になります。」とのこと。ちなみにタオルは販売しています(200円)。
多分「ルパン」や「キャッツ・アイ」は見向きもしないと思います。ただこのタオル、
温泉名が入っていますので、記念につい持って帰ってしまうのでしょう。
じゃぁ、買えよ!(怒)「温泉タオルコレクター」(?)としては、叫ばずにはいら
れません。タオルを持参しているのにもかかわらず、過去、何度無地のタオル(=入湯記
念にならないタオル)を間違って買ったことか(涙)。
自宅には、「使われるアテのないタオル」が100枚ほど、部屋奥のダンボールの中
で冬眠しています。まぁ、ワタクシのことはいいとして。たかがタオル、されどタオル。窃
盗行為は犯罪ですぞ(あれ?このフレーズどこかで使ったような・・・)
(入浴日:2004年5月4日)