唐突ですが、西郷さんといえば「翔ぶが如く」の西田敏行だとワタクシは密かに思っ
ているのです(ここでカミングアウトしている時点で、「密かに」ではありません)
が、皆さんはどうでしょうか。今回は、西郷さんゆかりの温泉、川内高城(せんだい
たき)温泉の「共同湯」です。でも、西郷さんって栗野岳温泉(南州館)、日当山温
泉、指宿の鰻温泉などいろいろ温泉行っていますね〜 西郷さんは本人が黙っていても、
後世に足跡が伝わっていますが、ワタクシはレポートを残しておかないと、自分の足
跡さえ忘れてしまいそうです。そこが偉人と凡人の差ですね。
「共同湯」・施設全景
→ 浴場は1階右奥にあります。
さて、共同湯。川内高城温泉は薩摩川内市の北西部、その川内高城温泉の東側に共同
湯はあります。双葉屋旅館隣、湯之元公民館向かい側となります。共同湯の建物は2階
建てになっており、2階は有料の休憩室になっているようです。
「共同湯」・内風呂
→ タイルは思いの外(失敬)キレイです。
入浴時間帯は、6:00〜21:00、入浴料は200円、泉質は単純硫黄泉となっ
ています。浴室内に脱衣所があり、階段(2〜3段)を降りて浴槽(約2×1.5m)
に向かいます。浴槽は真ん中で仕切られており、「あつめ」と「ぬるめ」に分かれてお
ります。かけ湯の後、「あつめ」のお湯に知らずに入ろうとすると、地元のおじさまが
「そっちは熱すぎるから入浴しない方がいい」とのアドバイスをいただきました。なお、
おじさまの言葉は薩摩弁でしたので、標準語っぽく訳しています。
「共同湯」・内風呂 入湯証明
お湯は若干硫黄味・臭がします。浴槽が「ため湯」のため(ダジャレではありません)、
加水は禁止されています。
「共同湯」・内風呂から脱衣かごを眺める
→ なんだかノスタルジック。
川内高城温泉は源泉温度が約50℃と高めなのですが、源泉を直接浴槽に入れている
ため、熱くなっているそうです。ただ、おじさま曰く「お湯が衛生的にも熱いほうが
いい。夏だからといって、ぬるいお湯に浸かってもしょうがない。夏は暑いんだか
ら。」
…う〜ん、分かったような、分からんような… とりあえず、ヤケドには気をつけ
ます。
(入浴日:2009年8月1日)