「水の駅」。と言われても、全国数あまたあるかと思います。今回は鹿児島市にある
「水の駅 足湯」。「渓谷苑」隣にあります。「渓谷苑」は姶良市になるので、ちょ
うど市境をまたぐことになります。姶良カルデラ源水「岩の清水」を製造している工場
敷地内にあります。
「水の駅・足湯」看板
→ 分かりづらいですが、右に「渓谷苑」。
工場と足湯の間にある売店をのぞいてみると、「特売日」の文字が出てきています。
「特売」の話を聞くと、土・日曜は「岩の清水」が20リットル+2リットルで900
円とのことです。「特売」という魔力に引きつけられて買ってしまいました、「岩
の清水」。そして、「せっかくだから、足湯浸からせてください」と一言かけて、足
湯のほうへ向かいます。…ん? 特売のことばっかり聞いて、足湯のこと全く聞い
ていなかった…
足湯入口より
→ ちょっとした「お庭」です。
「足湯」は無料で、雑誌等には「24時間営業」と書かれていますが、足湯隣の「水
汲み場」には「トラブル防止のため水汲みは18:30までとさせていただきます」の
貼り紙がありました…まぁ、入浴時間は常識の範囲内ということですね。
足湯から「お庭」
→ スロープも設置されています。
お湯については、前述のとおり隣が「渓谷苑」なので、泉質は一緒かもしれませんが、
これも未確認です。浴槽は約2×2.5m、水深は約30cmと、足湯にしてはやや深
めです。浴槽の底は、御影石(?)で造られており(ここがレポート後半の伏線にな
ろうとは…)、足湯周りの庭もきれいに手入れされています。また、足湯は渓谷沿い
に造られており、渓谷や庭をぼーっと眺めてつつ、足湯に浸かっていると、あっという
間に時間が過ぎてしまいます。訪問時の泉温も適温でしたので、長く浸かっていても苦
になりませんでした。
「水の駅・足湯」・入湯証明
→ このあと悲劇が待ち受けていようとは…
さて、そろそろ足湯から退散しようと、立ち上がろうとしたところ、御影石の底が滑
りやすくなっており、浴槽の中で跪いてしまいました。「全身濡れ鼠」状態までには
なりませんでしたが、浴槽内で体を支えた手の中には、1足しか持参していない靴
下が… 帰りは「石田純一」状態を余儀なくされる結果に…ジーザス!
帰宅して、「やけ酒」ならぬ「やけ水」でストレス発散しました。お水おいしゅ
うございました。
(入浴日:2010年4月17日)