吹上温泉街にある新湯(しんゆ)温泉。場所は吹上温泉広場より北西の方角にあり
ます。風水に精通していれば、「北西」に関連して気の利いたコメントでもできる
のでしょうが、あいにくそのような知識は持ち合わせていません。風水の知識があ
れば別の人生を過ごしていたのかもしれませんが、「if」の話をしても仕方がありま
せん。現実を直視します。逃げちゃダメだ。
新湯温泉・施設全景
→ 浴室棟は左側になります。
施設にたどりつくと、玄関前に「わんこ」が1匹(頭?)。車はあるものの、人の気
配が感じられません。浴場は旅館とは別棟にあり、そちらに向かうと、入浴客らしき声
が聞こえてきます。入浴料は300円、営業時間は6:30〜21:00(ドライサウ
ナは10:00〜21:00)となっています。泉質については、成分表を見つけられ
ませんでした。ただ、湯船に「黒い湯の華」が浮かんでいるので、日置市営公衆浴場
と泉質は同じかと思われます。その他、お湯は少し硫黄臭や硫黄味がしますが、成分表
がないと全く自信がありません。学習能力があまりないようです、ワタクシ。
新湯温泉・内風呂
→ 右が上湯、左が下湯です。
浴槽は内風呂、水風呂(約2×1m)、ドライサウナがあります。内風呂は上湯(約
2.5×3m)と下湯(約1.5×1.5m)に分かれています。露天風呂はありませ
んが、ガラス越しに見る植栽は結構(失礼)きれいです。また、浴室全体は広めに造ら
れており、開放感があります。
新湯温泉(内風呂)・入湯証明
→ 片足バージョン
入浴中、別の入浴客から話しかけられました。鹿児島市谷山地区に在住しているよう
ですが、谷山地区に温泉があるにもかかわらず、吹上温泉が「伊作温泉」と呼ばれてい
た頃から通っているそうです。
新湯温泉・入浴券発券機
→ 味のある切り絵です(右下)
「行きつけ」…いい響きです、と思っていると、その入浴客は宮崎から来たワタクシ
に興味津々で、あれこれ質問をいただきました。いや、名乗るほどの者じゃございませ
ん… 名乗りませんが、結構おしゃべりしていました。こういうのは逃げなくても全
然OKです。さて、2009年のラスト入浴に向かいますか。
(入浴日:2009年12月30日)