作品創作の環境について 90

意外な野鳥の訪問!

47回市美展・・立体部門大賞受賞!!



116日。となりの地区が水辺の清掃作業のためか、

その場から離れた私の工房にミソサザイが飛び込んできた。

しばらくして元気に飛んで行った。

若いころ椎葉で初めてのヤマメ釣りに満足して魚をスッケチしていたら、

朝日に照らされた古木でミソサザイがきれいな声で鳴いてくれたのを思い出します。

それ以後もこの鳥には出会ってきたが、手の中で観察した貴重な体験だった。


   


審査委員の言葉 /写真右・赤線部分・・「大賞の作品は銃弾を土に埋める瞬間を創った木彫作品で、喜びとも悲しみともつかない複雑な表情が想像力を掻き立てられる」

市美展の授賞式があり、宮崎市長から部門大賞をいただいた。 

「立体」という部門性から、必ずしも木彫が選考基準とはなっていない!

昨年、カワセミと水辺風景は、入選程度で悔しい思いをした。

大賞に相応しいと思える作品であればあきらめもするが、


マンションの部屋で手芸よろしく作ったような作品が入賞するのは、

農村都市の自然や文化を反映していると思えないのです。

誰がどんな素材を、どのような表現しても、間違いなく自由です。

しかし、

豊かな自然や風土の中で育った素材と無縁に

安直にホームセンターで購入したような素材を作品としては、

「宮崎市美展」の地域性ともアイデンティティーとも私は思えない。

ともあれ、「フォークアートおおや」で「入選」にもならなかったことで

「大賞」になるとは・・・まだ運に見放されてないようです。




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バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp




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