作品創作の環境について 76
「13回仮面展」を西都市のギャラリーで鑑賞した。
私、能面・神楽面は門外漢だが、
同町の青木功さんから、紹介されたので行くことにした。
一つ一つの面には、歴史や由来があるのだろうけど、
キャプションも主催者による説明文もないので、直接 青木さんに伺うことにした。
今回、8名の作者により30点こえる作品が展示されていた。
毎年開催してきて13回目なのだが、
令和2・3年に、コロナで中止していなければ15回目となっていたとのこと。
その青木さんは77歳。退職後に帰郷後に活動を続けてきたわけです。
詳しく県内の愛好家や団体を掌握されているわけでなく、
個人的に繋がって展示会をされているようです。
能面や神楽面の需要が頻繁にあるわけでなく、
また愛好家の高齢化が顕著で若い愛好家が育たないと嘆かれていました。
伝統的面に普及の可能性あるとしたら、
地域で能楽や神楽開催が継続的に開催さることで、普及も望まれるのでしょう・・。
展示作品の開催趣旨や作品が説明的でないのは、
創作の将来を模索している証かもしれない・・。と感じました。
そんな、作品のなかに、
「狂言面は、創作が許される」という青木さんの作品には、女性のふくよかな笑顔に、今後変わっていく予感を見ました。
黒木主税さんの作品には、伝統に縛られない自由さと楽しさを感じました。
宮崎工業高校・工芸科の恩師の末吉先生も健在に、神楽面を展示されていました。
元気に制作を続けられることを願うばかりです。
この記事は、鑑賞促進に役立つことはない時期にアップされることから。
興味ある方は、下記に連絡され仲間になられてみてはどうでしょうか・・?
主催者 青木 功 さん
TEL 0985-74-1207
携帯 090-5256-4545
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp