作品創作の環境について 65
バイオトイレの進行・・・Ⅳ
「みやざき総合美術展」について・・
トイレ小屋作りの佳境になると、
予想以上に精緻な作業が必要で時間がかかっています。
作業を指南したりするつもりはありません。
実践報告です。ざーつと見てください。
雨水タンクを雨樋に取り付けた。 雨樋にはネットを張り落ち葉防止をした。 戸車をやり直した引き戸。
● 引き戸に戸車をとりつけるものの、
前後の戸車が均等につけられないと、
ドアの締まりに不具合できてきちんと閉まらないのです。
妥協する場所でないので調整に時間かけました。
● まだ、水洗トイレでない時代に、
トイレ近くの軒下等にブリキ製の手洗い器があったことを知っている世代も少ないでしょう・・
バイオトイレもその時代同様、手を洗う環境を別に作る必要があります。
そこで考えたのが、雨水タンクを作ってトイレの外で手を洗うことです。
雨水が雨樋つたいタンクに溜め、タンクの蛇口を開いて手を洗うということです。
しかも、タンクに必要以上の水は排出する必要がありタンクに手を入れました。
雨樋の上空には、
カキ・カキ・シラガシ・ケヤキ・ネムノキなどが林立しているので
落葉時期の対策としてネットで覆いました。
この装置が有効であることは、雨と季節変化で実証されることでしょう・・。
●多機能型トイレとして活用できるためには
車いすの方にも快適でなくてはいけません・・
ブロックによる踊り場づくりやスロープは、
自前の材料で作れることと思います・・。
●バイオ材に、もみ殻でなくノコクズを活用することにした。
2月3日 宮日・生活文化部の記者が取材に来た。
若い記者に見えたが16年ほどだという・・
準特選の感想・創作意図・美展のとりくみなど・・通り一遍の取材をうけた。
他者の受賞作品を見ないのに
自分の感想を聞かれても違和感あるが「うれしいことです」とだけ応えた。
はじめて来たのに、工房の様子や作品を鑑賞するわけでもなく、
爬虫類のように無表情(たとえが悪く申し訳ないが)で
機械的に取材する姿に正直信頼もてなかった。
県美展と宮日美術展が合体して
2回目を迎える「みやざき総合美術展」だが・・私は、
宮崎の彫刻文化を量的・質的にボトムアップしながら
全国に発信すべく展望や財力を持っていると思えず懐疑を感じるのです。
とはいえ、授賞式には、
敬意込めて新しいブレザーを購入しようと考えていたが、
コロナのため特選受賞者だけの開催とのこと・・。
出費なくて幸いでもありました。
バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp