作品創作の環境について 58
第28回宮崎県平和美術展・開催
新作題名は・「仔ヤギ物語」!!
11月25日から開催の平和美術展の搬入作業をしました。
一目で出品数が前回より少なかったこと分かる。
主催する重鎮たちが、
そのことに反省なく、むしろ「少なくて見やすいなどと語って」いる姿に、
この組織に正直なところ未来を感じない。
たとえ若い作者に花があったとしても、
そのことを、作者の未来として育てられる関係はない。
そもそも・・樹幹が疲弊・老齢化・朽ちて育てる土台となっていない。
過渡な期待をせずに関わろう!
と搬入日を迎えたが、そのとおりなことに、むしろ悲しくもある。
ただ、芥川さんに鑑賞を誘ったので、それなりの責任を果たしたい。
さて、新作に取り組んでいる。
あえて、公募展の規定サイズの範囲にこだわらず、
材なりで不足する部分は接着で補い創作することにした。
今年、
親ヤギ「ハルカ」が2匹の子ヤギを産んだが、乳腺炎で死んだ。
生まれた子ヤギ♀「ハル」が、トクサによる食害死した。
それを、追うように子ヤギ♂「ケン」も病気になった。
悶々とケンの看病に獣医の先生などに助言を求めることできて
「ケン」は無事回復した。
そんな喜びを作品にしたくなったのです。
自然派・絵本作家ターシャデューダーは、
「生き物の死は向き合い恐れることはない!」という。
しかしヤギに関し彼女は、体験も知識も浅かったのだと思う。
生前彼女は、いきなり5匹のヤギを飼い手に負えないので手放したのだから・・・
気ままなヤギと暮らすには、それなりの覚悟や体力・生態理解が必要と思う・・。
題名は「仔ヤギ物語」とした。
映画の「仔鹿物語」をリスペクトした。
自信作木製リヤカーを作った。
軽トラあれば不要たが、
自力で坂道を上り、枯れ葉・枝などを運んだり、
菜園にヤギやコッコの糞やもみ殻などを運ぶ必要があったのです。
在職時代から、
軽トラを乗りこなしていた倉田健三さん(当時・教職者)が懐かしい。
バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp