作品創作の環境について 52
●理不尽に対峙し生きた世代が
去っていかれた。
●「生き甲斐観」ある創作をさらに充実したい!
年齢近い知人たちとお別れをする時が来た。
佐川梢さんの訃報を知る。
平和美術展に当人の作品を見ていたので、
9月14日に亡くなった事を聞いてびっくりしました。
本人もご主人も立派なフェミニスト。
戦後の民主的な暮らしを築くため献身的に婦人活動を通じ
女性の地位向上など活動されてきました。
宮日9月18日付に 綾町で自然保護や原発に対する警鐘を発信してきた小川 渉さんが、
亡くなったと記事が載った。
バードカービングとの接点はないが、綾の自然の素晴らしさを広められてきた。
持続可能な自然を守り継承するため、
世の中の理不尽に対峙してこられたことに感銘し年賀状等の交流をしてきた。
お二人の葬儀は「無宗教」でおこなわれていた。
社会の理不尽に対峙してきた世代の知人にご冥福をお祈りします。
68歳の私と大きく違えていない知人たちの死に改めて身の引き締まる思いです。
創りたい作品構想が枯渇することないが、
それらを表現できる時間と体力は十分だろうか・・?!
公募展「フォークアートおおや」は選外でした。
創作に込めた、私の意志や思想は変えることありません。
彩色するかしないかは、これも表現者の自由。
かつて彫刻家・平櫛田中が、彩色した木彫を
岡倉天心から酷評されたことを思い出して、
彩色しない木質にモノクローム映画のような
世界を伝えたいと考えてのことでした。
作品にバードカービング愛好家から出品されているような作品等も見受けられました。
ヤギの誕生に喜びを感じた4月から、
親ヤギを亡くし、続いて子ヤギ♀を亡くし、
子ヤギ♂も元気ありません。
1週間ほど何も食べず朦朧としています。
獣医師の亀島先生に迷惑も顧みず、電話して体調回復の助言をもらい対応しています。
子ヤギ♂「ケン」君の回復を願って、創作スケッチをしています。
寒さを感じる季節となりました。
風邪などに注意されお元気で!
バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp