作品創作の環境について 51

出水さん作品の施設展示を

市教育委員会にお願いする。



98日の宮日新聞に追立さんのバードカービングを地域公民館の看板にしている記事が載っていた。

 

さすが、社会派! 金・時間かけて作った作品を公共の福祉に寄与するとは・・・。

 

その前日(7日)は、出水金徳さんの奥様から相談を受けるため、私は小林市にいた。



右が出水さんの奥様・隣は義娘

出水さんは、小林教室時代に制作していた方。

数年前に誤嚥性肺炎になり病院生活している。(コロナで見舞いもままならない・・) 

 私に作品の活用を、相談するようにということでした。

なにができるか、わからないが、とにかく作品リストなど作る必要があると感じたのでした。

  



冒頭の追立さんと出水さんは同じ教諭です。

日向市から西へ50km離れた鬼神野小学校時代の同僚でもありました。

 といっても出水さんは教頭先生で仕事に経験と配慮ある方であったと追立さんも語る。

  最後は真幸小学校で、定年を1年残して退職され、

バードカービングと竹細工の趣味を極めたいと生活されてきました。

90歳になった今日、病院生活から抜け出せないだろうことを予測しての相談でした。

  
写真奥の左側が出水さん                                  タシギ                          カケス                     

リストのように44点の作品が個別に展示できる独立性あるので、

なんとか小林市の施設で展示できないものだろうか? と小林市教育委員会にお願いに行きました。

 20年前「ひなもりビジターセンター」を訪ねたが、

朽ち果てつつある剥製に「さびしい」ものを感じてもいました。

人柄も伝えたいので、

20年前のKOUTAROU記念行事で本人から寄稿いただいた文書や切り絵なども添えました。




内容は、新燃岳が噴火した今から60年前の話になります。

 野鳥のいなくなった自然の様相をレイチェルカーソン(沈黙の春)のように解説をされています。

 当時バードカービングをはじめたころ、

自然と社会・環境問題などと無縁でない創作観があったのです。(今もですが・・)

教育委員会が一括して引き取り、剥製に代わる展示資料として活用できることを願うものです。




2年前開催した平和美術展の図録が届きました。

コロナでどうなるかは未定ながら11月開催予定という・・。

感想文に10代の青年が、私の「焼き場に立つ少年・木彫」に共感をくれていた。

予定どおり開催されるなら今年も参加したいと考えています。

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バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp




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