作品創作の環境について 50
●ハルが食害死する。
●宮崎市美術展準備すすむ。
彼岸花が咲く季節になりました。
我が里山では8月中旬には咲きだし例年より早いと感じていました。
そんな時、ハル(子ヤギ♀)が「トクサ=砥草」による食害で死んでしまい気持ちが落ち込んでいます。
トクサ(写真左) アジサイ ツツジ
私の環境にある毒草の存在は、知っていました。
しかし、トクサに対する認識に甘さがあったのです。
トクサ(砥草)は、木工作業でヤスリ代わりに使用したり、
クラリネットやオーボエのリード作りに使われるらしい。
私たちにとってヤギ成長の環境をつくることと作品創作の環境は同じです。
6年前、ナンテンを魔女狩りのように毒草刈りしたが、植生をさらに熟知し、
ヤギに繋ぐ綱の長さを調整しながら育ていきたい。
アジサイ・ツツジなどネットで覆い食害のないような環境にしている。
ケン・・おおきく育てよ!
ハルは、親のハルカの横に埋めることにしました。
その様子に涙する妻の姿を見ると、悲しさがこみあげます。
市美展の出品に向けている「水辺・2021」もすすんでいます。
コウホネと水辺を完成させ、古竹に留まるカワセミを仕上げる段階になっていますが、
9月になって、工房内の作業に暑さを感じたので、休憩しています。
写真は、なかなか理解してもらえないモデリングと並べている。
焼き鏝(バーニング)によるテクスチュアーは基本的にせず完成を目指しています。
切磋琢磨をすることのない不戦で無冠の県北バードカーバーたちが、時々宮日掲載されている。
それは、国内はもとより県内の素晴らしい作者へ敬意を感じているとは思えない・・・!
P49で語ったように、「これがバードカービングだ!」と共感してもらえる作品にします。
バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp