作品創作の環境について 46
●ケン♂・・受難!去勢手術
●ハル♀・・動物病院で診療
ケン♂の去勢する日(6.13)が来た。
無血去勢法があることを知って、獣医さんにそれを願うと、
ニコニコして獣医さんが「その方法は失敗が多いと」睾丸を切除するという。
しかも、両足を縛って手術するので、私にヤギを動かぬように固定して欲しいともいう。
麻酔しないのが常套のように聞こえたので、
せめて麻酔をしてくれと頼み手術をしていただいた。
写真上/ケンが麻酔で横になっている ケンの睾丸
手術時間は数分だった。
去勢することに同性として同情の言葉を吐くと獣医さんが、
「オスよりもメスのほうが命を繋ぐ大変さがあるのです。」と語る。
なるほどハルカ(子ヤギの親)は乳腺炎で、子供を残して死んでいった。
残った子供たちを育て上げるのが私の使命です。
兄妹ヤギを育てるのは初めてだし、その二匹が交配してしまう現実も避けられない。
それは健康な子供が生まれる条件を狭めるのだからケン♂の去勢は避けられないのです。
やがて
ハル♀には血のつながりのないオスと交配させて
ハル+ケン+ハルの子供の飼育という多頭飼育を実現させたい!
私にとって、ペットでもあるが、里山生活の同僚なのです。
HP/P45で紹介した「犬屋敷」ならぬ「ヤギ屋敷」を実現する準備をしています。
一方でハル♀を専門の動物病院に連れて行った。
生後2か月ごろから耳に炎症ができ毛も抜けています。
当初、ブトなどの毒虫にあい炎症したのか? と考えて、
耐性をつけて治す免疫療法が必要ではと考えていたが、
ケンにも同じ症状があるので、この際ハルだけの診療を試みました。
左ケン♂・右ハル♀
写真は生後ひと月十日のものです。耳に炎症を起こしていません。
ところで、7月15日時点でハルの体重は8,8kgだった。
ケンも同じぐらいだろう。(生後3か月10日)
動物病院は、犬猫を診療してもらう飼い主多くて、待っている時間に近くの草場で雑草を食べさせていたら、
病院の先生がいて、ヤギを診ていただいた。
あれこれ話しをして「人用ミルクでアレルギーを起こしているのでは・・?」と診断してくれた。
たぶん先生の診たては正しと理解した。ダニなどの害虫でもない・・。
ミルク飲むヤギが可愛いく、生後3ケ月過ぎてものませていたことに反省をした。
ハルは、初めての体験に病院ロビーでシッコするウンコするなど興奮していました。
粉ミルクは発泡酒を買うついでに購入するのだが、
レジーの女性は「この爺はどんな生活者なのだ・・!」と、きっと不審に感じていたことだろう。
そんな不審な買い物をすることも、しばらくはないのです。
バードカービングKOUTAROU
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp