作品創作の環境について 39

ハルカ繋いだ命大切に育てる。

獣医の先生と「里山」語る。

ハルカ()が2匹の子供を残し乳腺炎になって死んでしまい爺婆は、

継がれた命を大切に育てることを使命としています!


45日に産まれた2匹は、オスメス区別できないまま赤と黒色の首輪をした。

赤は甘えん坊で黒より少し大きめ。黒は外で遊ばすと自分で草を食べる練習をする。

赤・黒でなく名前をつけようと妻が言った。 

親ヤギと違って顔が短いぶん目が離れて見えるので、

ケンナオコのようだとして、ケンちゃん・ナココちゃんではと妻が思いついたが、

オスメスの区別できもしないのに確定できないし、ましてオスメスなのかオスオスなのかメスメスなのかも判らない。




そこにハルカを診ていただいた、獣医の先生がその後も2回来工いただく機会あって、

赤がメスで黒がオスを識別していただいた。

一緒の小屋で育てるなら去勢したほうが良いことも学んでいたので、その時の手術もお願いすることを確認できた。

生まれて1週間頃は体重2キロそこそこだったが、生後2週間ほどの体重は、赤2,5キロ

2,2キロとなり食欲旺盛で、授乳も楽しみ。

遠くの孫より近くの子ヤギ

という爺の格言も生まれた。

名前はケンとナオコではなく。

♂ケンと♀ハルとした。

♀にハルカの名を継がせたいという願いから妻がつけた。




子ヤギが草を食べる練習をしている。庭では離乳後の学習準備がすすんでる。 

なにより、天気いい日は外で精いっぱいあそばせたい。


獣医の先生と「里山」語る。


来工いただいた獣医さんはNOSAI宮崎・中部家畜診療所の先生です。

私が、バードカービング作家であることや「里山」の大切さを実践している者であることを信頼していただいて、

定年を迎えるにあたって自分も何か実践していきたいことを語ってくれた。

長年、畜産に携わり、口蹄疫や鳥インフルエンザなど体験されて生き物の家畜を育て助けることと効率性を優先せざる得ない矛盾を感じておられるらしく

「まだまだ獣医として力不足」であると自分を卑下されていました。

「里山」とは、人と自然・生き物たちが共存しながら築かれてきた環境です。

「里山は金にならない」とも言われます。

ハルカが死んだとき、ハルカとともに築いてきた環境を思い返し

「この地で暮らす楽しさをハルカに学んだ!」
ことは、金に換えられないことであり、

それは、感動・共感の文化なのです。

そして、その文化は、映画館や劇場やホールで享受するものではなく、

自分が今住んでいる環境を変化させながら築いていくものなのです。

 

ハルカいなくて、しばらく旅をすることができるので、

山陰~北陸を、「里山やバードカービング」をキーワードに旅をする計画しています。


HPのページは時系列になっています。

それではまた・・・。


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gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp




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